タイトルコード |
1000100604032 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
高齢者の社会的孤立と地域福祉 |
書名ヨミ |
コウレイシャ ノ シャカイテキ コリツ ト チイキ フクシ |
|
計量的アプローチによる測定・評価・予防策 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
斉藤 雅茂/著
|
著者名ヨミ |
サイトウ マサシゲ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
|
出版年月 |
2018.3 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7503-4654-0 |
ISBN |
4-7503-4654-0 |
数量 |
6,224p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
367.75
|
件名 |
ひとり暮らし高齢者
孤独死
高齢者福祉
地域福祉
|
注記 |
文献:p199〜217 |
内容紹介 |
近年、人々の社会関係やコミュニケーションの希薄化が注目されている。高齢者の社会的孤立の関連要因を分析するとともに、孤立予防・軽減に向けた地域福祉実践を評価し、地域環境要因にも目を向ける必要があることを示す。 |
著者紹介 |
1980年埼玉県生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。日本福祉大学社会福祉学部准教授。日本老年社会科学会論文賞など受賞。 |
目次タイトル |
序章 |
|
第Ⅰ部 社会的孤立の定義・問題の所在 |
|
第1章 社会的孤立とは何か |
|
社会的孤立が議論される背景 社会的孤立の定義と測定方法 高齢者の多くは孤立しているのか 高齢者の社会的孤立研究の課題 |
|
第2章 社会的孤立は「問題」といえるのか |
|
離脱理論、社会情緒的選択理論と自発的な孤立 社会的孤立と関連する諸問題 社会的孤立問題の課題共有の必要性 |
|
第3章 どの程度の乏しさから社会的孤立と捉えるべきか |
|
健康指標との関連に着目する意義 使用するデータ 交流頻度の多少による要介護認定等の発生率の相違 健康リスクが高まる人との交流頻度の乏しさ:多変量解析 交流頻度が週1回未満・月1回未満という基準 他者との交流が不明な人々 |
|
第Ⅱ部 社会的孤立・孤立死の要因 |
|
第4章 独居高齢者は社会的に孤立しているのか |
|
高齢期の独居と社会的孤立 使用するデータ 独居状態に至る主要な経緯:独居世帯の多様性 どのような独居が孤立と関連しやすいのか 長期孤立と短期孤立の相違 多様な「独居」に着目する意義 |
|
第5章 誰が孤立しやすいのか |
|
システマティック・レビューの動向と課題 人口学的要因との関連 家族形成との関連 社会経済的地位との関連 身体的・精神的健康との関連 無回答・調査拒否と社会的孤立との関係 |
|
第6章 孤立死に至る人々はどういう人なのか |
|
社会的孤立の帰結としての孤立死・孤独死 孤立死とセルフ・ネグレクト(自己放任) 使用するデータ セルフ・ネグレクト事例の多様性 深刻度との関連:孤立死に至りやすい人々とは 孤立死事案をめぐる今後の課題 |
|
第Ⅲ部 孤立予防・軽減にむけた実践と評価 |
|
第7章 見守られている人はどういう人か |
|
住民主体の見守り活動のプログラム評価の課題 使用するデータ 見守り活動利用・非利用独居者の特性 住民による見守り活動の未充足ニーズ数 見守り活動のプロセス評価の意義 評価に耐えうるデータ整備の必要性 |
|
第8章 地域活動の推進は社会的孤立を軽減させるのか |
|
高齢者の社会的孤立・孤独軽減にむけたプログラム 地域活動への参加による孤立軽減効果の可能性 見守り活動や生活支援による孤立軽減効果の可能性 高齢者の社会的孤立軽減にむけた介入研究の課題 |
|
第9章 高齢者が孤立しやすい地域はあるのか |
|
ポピュレーション・アプローチの可能性 地域環境が個人の社会関係に及ぼす影響 高齢者が孤立しやすい地域はあるのか 地域単位のソーシャル・キャピタルと孤立化/非孤立化との関連 社会的孤立の軽減にむけた地域診断の可能性と課題 |
|
結論と展望 |
|
本研究で得られた主要な知見 学術的・政策的インプリケーション 本研究の限界と今後の課題 |