タイトルコード |
1000100680993 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ロボットに倫理を教える |
書名ヨミ |
ロボット ニ リンリ オ オシエル |
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モラル・マシーン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
W.ウォラック/著
C.アレン/著
岡本 慎平/訳
久木田 水生/訳
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著者名ヨミ |
W ウォラック C アレン オカモト シンペイ クキタ ミナオ |
著者名原綴 |
Wallach Wendell Allen Colin |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2019.1 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-8158-0927-0 |
ISBN |
4-8158-0927-0 |
数量 |
7,324,53p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
007.13
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件名 |
人工知能
ロボット
道徳
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注記 |
原タイトル:Moral machines |
注記 |
文献:巻末p6〜35 |
内容紹介 |
AIは道徳的になれるのか? 倫理的に振る舞う機械の必要性を、哲学的背景も含めて提示。実現に向けた種々の工学的アプローチを概観し、避けがたい取り組みのこれからを展望する。ロボット倫理学の全体像がつかめる書。 |
著者紹介 |
イェール大学生命倫理学学際センターの「テクノロジーと倫理」部会の部会長。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1章 なぜ機械道徳なのか? |
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路面電車の運転手とロボットのエンジニア 倫理的な殺人機械? 差し迫った危険 |
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第2章 道徳の工学 |
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それはエンジニアの義務なのか? ムーアによる倫理的エージェントの分類 |
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第3章 人類はコンピュータに道徳的意思決定をしてほしいのか? |
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恐れと魅力 意思決定の責任をコンピュータに丸投げする 羊の皮を被る 兵士、性玩具、奴隷 テクノロジーのリスクを適切に評価できるのか? 未来 |
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第4章 (ロ)ボットは本当に道徳的になりうるのか? |
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配慮すべきテクノロジー 人工知能 (ロ)ボットは本当の道徳的行為者になりうるのか? 決定論的システムの倫理学 理解力と意識 AMAには未だ何ができないか AMAを評価する |
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第5章 哲学者、エンジニア、AMAの設計 |
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二つのシナリオ 共同作業を基礎づける 誰の道徳?どんな道徳? トップダウン・アプローチとボトムアップ・アプローチ |
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第6章 トップダウンの道徳 |
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道徳理論を働かせる 全知のコンピュータは必要か? ロボットのための規則 上位規則の計算 トップからボトムへ |
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第7章 ボトムアップで発達的なアプローチ |
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有機的な道徳 人工生命と社会的価値観の創発 学習機械 モジュールを組み合わせる ボトムからトップへ |
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第8章 トップダウンとボトムアップを融合させる |
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ハイブリッドな道徳的(ロ)ボット ヴァーチャルな徳 徳に対するトップダウン・アプローチ コネクショニズムの徳 ハイブリッドな徳倫理 |
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第9章 ベーパーウェアを超えて? |
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最初のステップ 論理的には道徳的 事例を明示化する 事例から暗黙裡に学習する マルチボット 不服従ロボット SophoLab ベーパーウェアを超えて? |
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第10章 理性を超えて |
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なぜスポックよりもカーク船長なのか 道徳的意思決定のための合理性以外の能力の重要性 情動的知能 認知説あるいは身体説にとっての計算上の課題 感覚システムから情動へ アフェクティブ・コンピューティング(1) アフェクティブ・コンピューティング(2) 人間とロボットの相互作用 他者の心と共感 心の理論と共感 マルチエージェント環境 ロボットはどのように身体化されなければならないのか? |
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第11章 もっと人間に似たAMA |
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あるものみな集めたら何が手に入る? LIDAモデル 人間の道徳的意思決定とLIDA ボトムアップの傾向・価値観・学習 規則を含んだ道徳的熟慮 計画立案と想像力の実装 解決、評価、さらなる学習 もっと先に進む |
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第12章 危険、権利、責任 |
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明日の見出し 未来学 責任、法的責任、行為者性、権利、義務 歓迎か、拒絶か、それとも規制か? |
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エピローグ |