タイトルコード |
1000100713705 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
責任原理と過失犯論 |
書名ヨミ |
セキニン ゲンリ ト カシツハンロン |
版表示 |
増補版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
甲斐 克則/著
|
著者名ヨミ |
カイ カツノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
|
出版年月 |
2019.5 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7923-5277-6 |
ISBN |
4-7923-5277-6 |
数量 |
17,250p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
326.14
|
件名 |
刑事責任
過失(刑法)
|
内容紹介 |
「責任原理の基礎づけと意義」「行政刑法における過失犯処罰と明文の要否」「事故型過失と構造型過失」など、責任原理と過失犯論に関する著者のこれまでの公表論文をまとめた論文集。第9章を追加した増補版。 |
著者紹介 |
1954年大分県生まれ。九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得。早稲田大学大学院法務研究科教授。広島大学名誉教授。著書に「医事法学へのまなざし」など。 |
目次タイトル |
第1章 責任原理の基礎づけと意義 |
|
一 序 二 アルトゥール・カウフマンの責任原理の基礎づけ 三 責任原理の具体的顕現 四 結語 |
|
第2章 行政刑法における過失犯処罰と明文の要否 |
|
一 序-問題設定 二 判例・学説の潮流とその分析 三 法益保護と行為主義・罪刑法定主義・責任主義の衝突から調和へ 四 結語 |
|
第3章 過失犯の基礎理論 |
|
一 序 二 過失犯の構造-日本刑法学における過失犯論の史的展開 三 過失犯における実行行為・注意義務・因果関係 四 過失「責任」の意味と予見可能性 五 信頼の原則 六 結語 |
|
第4章 過失「責任」の意味および本質 |
|
一 序 二 過失「責任」の意味および本質 三 過失「責任」論の課題 四 結語 |
|
第5章 「認識ある過失」と「認識なき過失」 |
|
一 序-問題の所在 二 「認識ある過失」と「認識なき過失」の区別の意義-若干の史的概観とアルトゥール・カウフマンの問題提起 三 「認識ある過失」と「認識なき過失」の区別の論理構造 四 結語 |
|
第6章 事故型過失と構造型過失 |
|
一 序-問題設定 二 「構造型過失」と実行行為 三 「構造型過失」と予見可能性 四 結語 |
|
第7章 過失犯の共同正犯 |
|
一 序 二 過失犯の共同正犯をめぐる議論の分析と理論的検討 三 過失犯の共同正犯に関する判例分析 四 結語 |
|
第8章 放火罪と公共危険発生の認識の要否 |
|
一 序-問題設定 二 認識不要説からの問題提起と通説的認識必要説の検討 三 実質的責任原理からの認識必要説の展開 四 結語 |
|
第9章 再論:「認識ある過失」と「認識なき過失」の区別 |
|
一 序 二 提起された批判とそれに対する解答 三 アデケミ・オヅジリンのイギリス過失犯論分析とその検討 四 結語 |