タイトルコード |
1000100777768 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
リベラル・ナショナリズム憲法学 |
書名ヨミ |
リベラル ナショナリズム ケンポウガク |
|
日本のナショナリズムと文化的少数者の権利 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
栗田 佳泰/著
|
著者名ヨミ |
クリタ ヨシヤス |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
|
出版年月 |
2020.1 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-589-04049-7 |
ISBN |
4-589-04049-7 |
数量 |
16,312p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
323.01
|
件名 |
憲法
ナショナリズム
|
内容紹介 |
リベラル・ナショナリズム憲法学の理論、日本における基底的価値やその他のリベラルな諸価値・ナショナルな諸価値・憲法価値との関係、日本における文化的小数者の権利について論じる。既公表論文に書き下ろしを加えて書籍化。 |
著者紹介 |
九州大学大学院法学府博士後期課程単位取得満期退学。新潟大学人文社会科学系准教授。 |
目次タイトル |
序章 |
|
第1節 本書の課題 第2節 本書の戦略 |
|
第Ⅰ部 ナショナリズムの憲法学的考察 |
|
第1章 ナショナリズム、「現実」、「異人」 |
|
第1節 ナショナリズム 第2節 「現実」 第3節 「異人」 第4節 小括 |
|
第2章 多文化社会における「国民」の憲法学的考察 |
|
第1節 序 第2節 問題の所在 第3節 憲法における国民観 第4節 リベラル・ナショナリズム論の端緒と特徴 第5節 「リベラルなネイション」観 第6節 小括 |
|
第3章 リベラル・ナショナリズム憲法学を構想する |
|
第1節 リベラル・ナショナリズム論を展開する 第2節 リベラル・ナショナリズムとジェラール・ブシャールの間文化主義 第3節 「異人」の権利 第4節 リベラル・ナショナリズム憲法学と競合する憲法学説 第5節 小括 |
|
第Ⅱ部 日本のナショナリズムとリベラリズム |
|
第1章 文化問題としての天皇制 |
|
第1節 序 第2節 「日本固有の歴史、伝統」と「国民感情」、「合理」性、国民の「総意」 第3節 デイヴィッド・ミラー/ウィル・キムリッカのリベラル・ナショナリズム論 第4節 カナダにおける君主制 第5節 小括 |
|
第2章 憲法教育の「法定」に関する序論的考察 |
|
第1節 序 第2節 「伝統的な対立軸」と「新しい世代」 第3節 憲法教育と国家の中立性 第4節 憲法教育と「個人の自律」 第5節 小括 |
|
第3章 法教育における人間観 |
|
第1節 序 第2節 高校学習指導要領における「現代社会」の特徴 第3節 法教育の要素 第4節 小括 |
|
第4章 高等学校公民科新科目「公共」における主権者教育、愛国心教育、憲法教育 |
|
第1節 序 第2節 学習指導要領改訂の背景 第3節 「公共」における主権者教育、愛国心教育、憲法教育 第4節 公教育における憲法パトリオティズムとリベラル・ナショナリズム 第5節 小括 |
|
第5章 日本のナショナリズムと憲法 |
|
第1節 近代日本のナショナリズム 第2節 現代日本のナショナリズム 第3節 天皇制と憲法学 第4節 公教育と憲法学 第5節 小括 |
|
第Ⅲ部 日本の文化的少数者の権利 |
|
第1章 多文化社会における憲法学の序論的考察 |
|
第1節 序 第2節 多文化主義と憲法学 第3節 日本・アメリカ・カナダにおける信教の自由 第4節 小括 |
|
第2章 「新しい人権」と「一般的行為自由」に関する一考察 |
|
第1節 序 第2節 学説の対立 第3節 可謬主義的人間観に基づく日本国憲法13条解釈 第4節 小括 |
|
第3章 多文化社会における「国籍」の憲法学的考察 |
|
第1節 序 第2節 国籍とアイデンティティとの関係 第3節 ネイションについて 第4節 憲法学とネイションの関係 第5節 析出された論点の検討 第6節 「リベラルなネイション」 第7節 小括 |
|
終章 |
|
第1節 本書のまとめ 第2節 本書の主張 第3節 今後の課題 |