タイトルコード |
1000100794676 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
軍事組織の知的イノベーション |
書名ヨミ |
グンジ ソシキ ノ チテキ イノベーション |
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ドクトリンと作戦術の創造力 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
北川 敬三/著
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著者名ヨミ |
キタガワ ケイゾウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2020.3 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-326-30287-1 |
ISBN |
4-326-30287-1 |
数量 |
3,247p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
390
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件名 |
軍隊
戦略
戦術
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注記 |
文献:p209〜240 |
内容紹介 |
軍事組織における問題の解決法とは? 米海軍兵学校を卒業し、海上自衛官となった著者が、米英日を事例として戦争の術と科学の発展過程を分析し、軍事組織の高等教育とイノベーション、そして作戦術の革新を解明する。 |
目次タイトル |
序章 軍事組織における知の創出 |
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プロローグ 1 本書の問題意識-軍事組織における知的態度と方法論 2 概念の整理-アートとサイエンス,理論とドクトリン 3 本書の目的 4 本書の構成と各章のポイント |
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第Ⅰ部 近代軍事組織の知的イノベーション |
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第1章 米国海軍とネイバル・アカデミズム |
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はじめに-近代軍事組織における知のあり方 1 南北戦争後の米国と海軍 2 改革運動の背景とルース 3 プロフェッショナル化への道 4 制度的展開-米国海軍大学校,海軍情報部,海軍作戦本部の創設 まとめ-「ネイバル・アカデミズム」の意義 |
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第2章 日本海軍と海軍大学校の挑戦 |
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はじめに-明治期日本海軍の方法論 1 日本海軍のキャッチアップ 2 海軍大学校の改革 3 「戦争の術と科学」へ まとめ-明治期日本海軍の方法論 |
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第3章 知的変革のできなかった日本海軍 |
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はじめに-日本海軍の思考過程と限界 1 日本海軍における意思決定過程 2 日本海軍の知的準備-大東亜戦争開戦前 3 戦争を理解できなかった日本海軍 まとめ-大正・昭和期における「状況判断」の変遷 |
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第4章 到達点と出発点 |
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はじめに-日本海軍の到達点と海上自衛隊の出発点 1 日本海軍の戦訓研究 2 海上防衛力再建研究における用兵・兵術の捉え方 3 海上自衛隊のキャッチアップ まとめ-日本海軍の到達点と海上自衛隊の出発点 |
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第Ⅱ部 現代の軍事組織と知的イノベーション |
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第5章 作戦術が変え続ける軍事組織 |
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はじめに-軍事組織に必要なアート 1 作戦術発展の背景 2 「作戦術」が軍事・安全保障に与えた影響 まとめ-「作戦術」とドクトリンの往還 |
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第6章 甦る米国陸軍と「作戦術」中心の知的組織への挑戦 |
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はじめに-軍事組織の再建と方法論 1 米軍再建の原点-予想された窮状と誤った自信 2 訓練・ドクトリン軍とデピュイの挑戦-1970年代と「戦術レベル」の改革 3 先導者としての訓練・ドクトリン軍-1980年代と「作戦レベル」の改革 おわりに-米国陸軍の挑戦:「作戦術」の導入とドクトリン形成 |
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第7章 作戦術が強化した同盟関係 |
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はじめに-軍事組織における方法論の普遍的価値 1 英軍の伝統的な知的態度 2 1980年代の英軍の動向-バグネルの改革 3 ドクトリンの影響-知的組織としての英軍 おわりに-英軍と方法論:「作戦術」の受容とドクトリン形成 |
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終章 軍事組織と問題解決の方法論 |
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1 日本海軍になぜ方法論が根付かなかったのか 2 軍事組織における新たな知の創造 3 総括 |