タイトルコード |
1000100801102 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代中国南方のメディア言説 |
書名ヨミ |
キンダイ チュウゴク ナンポウ ノ メディア ゲンセツ |
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辛亥革命期の雲南・広西とベトナム/日本 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉川 次郎/著
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著者名ヨミ |
ヨシカワ ジロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
風響社
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出版年月 |
2020.3 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-89489-150-0 |
ISBN |
4-89489-150-0 |
数量 |
348p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
309.02223
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件名 |
社会思想-中国
雑誌-歴史
辛亥革命(1911〜1912)
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注記 |
文献:p331〜338 |
内容紹介 |
雲南・広西の近代思想を地域メディアから繙き、軍国民主義など当時最先端の知識・議論を分析。植民地主義や南進論へと至る北からの思想連鎖と、東遊運動や独立論という南からの応答を見据え、近代アジア思想史の空白を埋める。 |
目次タイトル |
序章 南方および「辺省」としての雲南・広西 |
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一 問題の設定 二 辺省の近代思想-軍国民主義・地理学・植民論 |
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第一章 辛亥革命期メディアとベトナム |
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一 梁啓超のベトナム論-地理学・植民論・亡国史 二 辛亥革命期メディアにおけるベトナム 三 ベトナムから眺めた中国の知識世界 |
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第二章 遠隔地メディアとしての雑誌『雲南』とその言説 |
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一 雑誌『雲南』の創刊 二 雑誌『雲南』の空間認識 三 「辺省」の軍国国家 四 雑誌『雲南』のベトナム像 |
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第三章 民主主義の練習 |
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一 自治訓練の場としての雲南同郷会 二 白話雑誌『滇話報』の刊行 |
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第四章 雑誌『粤西』の広西社会像 |
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一 遠隔地メディア「粤西」と「思想」の優位 二 『粤西』の空間認識 三 「辺省」性と価値観の逆転 四 地域ナショナリズムについての補論-福建の事例から |
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第五章 『南報』・『南風報』における南方へのまなざし |
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一 『南報』・『南風報』の成立 二 「南人」の立ち上げ 三 『南報』・『南風報』が目指したもの 四 『南報』・『南風報』のベトナム像 五 桂林のベトナム人 |
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終章 中華民国の成立と南方 |
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一 広東-アジア革命の中心 二 浙江におけるベトナム独立運動ネットワーク 三 振り返られる東遊運動-小説「万里逋逃記」の世界 四 浙江から雲南へ 五 民国期の趙正平-「辺省」からの離脱と南方への意志 |