タイトルコード |
1000100817498 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「公論」の創生「国民」の誕生 |
書名ヨミ |
コウロン ノ ソウセイ コクミン ノ タンジョウ |
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福地源一郎と明治ジャーナリズム |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岡安 儀之/著
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著者名ヨミ |
オカヤス ノリユキ |
出版地 |
仙台 |
出版者 |
東北大学出版会
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出版年月 |
2020.7 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86163-334-8 |
ISBN |
4-86163-334-8 |
数量 |
4,215p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
070.16
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件名 |
新聞記者
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個人件名 |
福地 源一郎 |
注記 |
文献:p199〜208 |
内容紹介 |
近代言論活動のパイオニアか、それとも官権派の御用記者か。福地源一郎の「新聞記者」としての隠れた思想と行動を浮き彫りにし、彼が創出しようとした明治日本の国家像を探る。 |
著者紹介 |
1977年埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期三年の課程単位取得退学。博士(文学)。同大学大学院文学研究科助教。専門は日本近代思想史・メディア史。 |
目次タイトル |
序論 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 研究の課題と方法 Ⅲ 本書の構成 |
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第一章 「新聞記者」の誕生-福地源一郎の自己認識を中心に |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 洋行体験と『江湖新聞』 Ⅲ 明治七年の転身-官界から「新聞記者」へ Ⅳ 「政事家」と「先覚者」の責務 Ⅴ 小括 |
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第二章 政論新聞化と福地源一郎-『東京日日新聞』の変容とその影響 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 主要新聞の創刊から民撰議院論争へ Ⅲ 民撰議院論争から士族平民民権論争へ Ⅳ 福地源一郎における読者啓蒙の特徴-文体をめぐる議論を中心に Ⅴ 小括 |
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第三章 福地源一郎の「国民」形成論-士族平民民権論争を中心に |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 「国民」の不在 Ⅲ 「独立」と「愛国」 Ⅳ 「士族」と「平民」 Ⅴ 小括 |
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第四章 福地源一郎における「輿論」と「国民」-「華士族」をめぐる論争を題材に |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 身分制解体後の階層的断絶 Ⅲ 論争の契機 Ⅳ 階層を超えて Ⅴ 急進的廃禄論と「士族」民権論 Ⅵ 福地源一郎における「華士族」論の射程-「輿論」と「国民」 Ⅶ 小括 |
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第五章 「双福」と自治-明治前期における二つの「国民」像 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 福地源一郎の民撰議院構想 Ⅲ 福澤諭吉の議会構想と自治 Ⅳ 福地源一郎における自治 Ⅴ 小括 |
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結論 |