タイトルコード |
1000100851294 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
グローバル化が変える国際基準 |
書名ヨミ |
グローバルカ ガ カエル コクサイ キジュン |
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検証・G20とバーゼルⅢ |
叢書名 |
早稲田大学エウプラクシス叢書
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叢書番号 |
025 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岩崎 淳/著
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著者名ヨミ |
イワサキ ジュン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
早稲田大学出版部
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出版年月 |
2020.11 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-657-20806-4 |
ISBN |
4-657-20806-4 |
数量 |
10,258p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
338.9
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件名 |
国際金融
銀行
金融政策
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注記 |
文献:p228〜244 |
内容紹介 |
世界経済に多大な悪影響を与えた2000年代後半の世界的な金融危機。長年日本銀行に勤務した著者が、金融危機後の銀行規制の見直しを事例に、グローバリゼーションとグローバル・ガバナンスについて正当性の観点から論じる。 |
著者紹介 |
1963年大分県生まれ。早稲田大学アジア太平洋研究科より博士(学術)を取得。日本銀行にてワシントン事務所長、外国為替平衡操作担当総括などを歴任。 |
目次タイトル |
第1章 グローバリゼーションとグローバル・ガバナンス |
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本章の概要 第1節 グローバリゼーションの定義 第2節 グローバル・ガバナンスの定義 第3節 グローバリゼーションの進展とグローバル・ガバナンスの関係 第4節 グローバリゼーションの下での国家の役割 |
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第2章 グローバル・ガバナンスにおける正当性についての考察 |
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本章の概要 第1節 グローバル・ガバナンスを機能させる規則順守の諸動機 第2節 正当性に関する議論 第3節 正当性の判断基準 第4節 インプット面の正当性と民主主義 第5節 インプット面の正当性とアウトプット面の正当性の緊張関係 第6節 インプット面の正当性とアウトプット面の正当性の両立 |
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第3章 命題提示:グローバリゼーションの進展と正当性向上 |
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本章の概要 第1節 グローバリゼーションのトリレンマと正当性向上 第2節 強制・自己利益の質的変化と正当性向上の要求増大 第3節 リーダーシップの重要性 |
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第4章 金融危機の実相 |
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本章の概要 第1節 グローバル金融危機の特徴:グローバル公共財の重要性の再認識 第2節 金融危機とグローバリゼーション 第3節 国家の役割(金融・財政政策)の再認識 |
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第5章 グローバル・ガバナンスの新体制 |
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本章の概要 第1節 G20サミットの創設 第2節 G20サミットに関する先行研究 第3節 G20サミットが国際的な銀行規制見直しに果たした役割 第4節 バーゼルⅢの概要 第5節 FSFの拡充,FSBの創設 第6節 BCBSメンバーの拡充 |
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第6章 命題の検証1:正当性向上 |
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本章の概要 第1節 金融危機後の銀行規制見直しを用いることの妥当性 第2節 正当性向上要求命題の検証 |
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第7章 命題の検証2:リーダーシップの重要性 |
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本章の概要 第1節 ターナー報告書を通じた英国のリーダーシップ発揮 第2節 英国当局が主導的な役割を果たした背景 第3節 リーダーシップの行使 |
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第8章 リーマン・ショック10年後の世界を考える |
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本章の概要 第1節 グローバル・ガバナンスの現状 第2節 英国のEU離脱問題の背景と分析 第3節 トランプ政権の誕生:その背景と分析 第4節 グローバル・ガバナンスの視点からの評価 |