タイトルコード |
1000100862421 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
主婦を問い直した女性たち |
書名ヨミ |
シュフ オ トイナオシタ ジョセイタチ |
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投稿誌『わいふ/Wife』の軌跡にみる戦後フェミニズム運動 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
池松 玲子/著
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著者名ヨミ |
イケマツ レイコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2020.12 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-326-60331-2 |
ISBN |
4-326-60331-2 |
数量 |
9,346p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
367.21
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件名 |
女性問題-歴史
主婦-歴史
wife
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注記 |
文献:p332〜338 |
内容紹介 |
高度成長期に創刊された投稿誌『わいふ/Wife』に着目し、戦後日本社会の主婦と呼ばれる女性たちに、主婦というあり方を相対化するメッセージがいかに伝えられたのかを解明。戦後フェミニズム運動に新たな視点を提示する。 |
著者紹介 |
1953年生まれ。東京女子大学大学院博士後期課程人間科学研究科生涯人間科学専攻修了。同大学特任研究員。博士(生涯人間科学)。 |
目次タイトル |
序章 研究目的と研究枠組 |
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1.研究目的と問題意識 2.主婦を相対化する当事者運動 3.研究対象と研究方法 |
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第1章 主婦の投稿誌というメディア |
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1.『わいふ/Wife』の位置づけと研究意義 2.『わいふ/Wife』の概要 3.『わいふ/Wife』会員のプロフィール |
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第2章 『わいふ』の誕生 |
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1.『わいふ』を立ち上げた女性たちと創刊の経緯 2.運営と活動 3.誌面とその特徴 4.考察:『わいふ』第1期のもった意味 |
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第3章 主婦を問い始めた女性たち |
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1.第2期の開始 2.第2期の中心人物 3.考察:主婦を問い始めた女性たち |
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第4章 「養われる主婦」という問い |
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1.助走期の言説における傾向と主婦論争の分析方法 2.論争の概要と投稿の相互関係 3.主婦は養われる存在かという問い 4.主婦の経済力をめぐる議論 5.主婦を批判する言説への抵抗 6.編集部による介入 7.考察:助走期の主婦論争における言説およびコミュニケーションの特徴 |
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第5章 飛躍的発展の要因とその時代背景 |
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1.背景としてのバブル経済・国際婦人年・「女性センター」 2.財政難の市民運動から持続可能な「食える市民運動」へ 3.編集者のパートナーシップと特徴的な編集方針 4.質の良い「書き手」の生まれるメカニズム 5.「主婦の再就職」支援 6.マスメディアによる注目 7.考察:『わいふ』の潜在的可能性と「女性の自立」言説 |
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第6章 「主婦の逆襲」と投稿の質的変化 |
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1.助走期と拡大期の誌面構成比較 2.拡大期には何が語られたか 3.編集方針を具現する特徴的な投稿の分析 4.考察:拡大期における変化の意味 |
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第7章 多角化する活動の意味 |
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1.「食える市民運動」の実現 2.出版という言論活動 3.『ファム・ポリティク』創刊 4.「老人ホーム情報センター」開設 5.ニュー・マザリングシステム研究会発足 6.考察:4つの活動のもつ意味 |
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第8章 多様化する経験表象 |
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1.成熟期の3つの主婦論争における言説の傾向 2.「三歳児神話」論争 3.「専業主婦と『侵略戦争』」論争 4.「逆鱗」論争 5.浸透するフェミニズムの言説 6.考察:成熟期の多様化する経験表象および既存の主婦論争との比較 |
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第9章 会員にとっての『わいふ』 |
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1.問いを支える『わいふ』の構造的特徴 2.分析資料・データの特徴 3.主婦を相対化する視点 4.自己に向きあう場としての『わいふ』 5.多様な会員にとっての『わいふ』の意味 6.問われ続ける主婦 |
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終章 主婦を問い直した女性たちのフェミニズム運動 |
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1.主婦を問い続けた『わいふ』の軌跡 2.「主婦を問う」態度はいかに伝えられたか 3.フェミニズム運動としての『わいふ』 4.今後の課題 |