タイトルコード |
1000100895989 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
レクチャージェンダー法 |
書名ヨミ |
レクチャー ジェンダーホウ |
叢書名 |
αブックス
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版表示 |
第2版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
犬伏 由子/編
井上 匡子/編
君塚 正臣/編
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著者名ヨミ |
イヌブシ ユキコ イノウエ マサコ キミズカ マサオミ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2021.5 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-589-04152-4 |
ISBN |
4-589-04152-4 |
数量 |
11,273p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
367.1
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件名 |
女性問題-法令
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内容紹介 |
ジェンダー法を学ぶために必要な基本法分野を概説し、身近な教育、労働、家庭の問題から政治・司法の問題、そしてジェンダー法の発展展開として男性差別までを論じる。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学名誉教授。 |
目次タイトル |
序章 なぜ,今,ジェンダー法なのか |
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Ⅰ ジェンダー法とジェンダーの視点 Ⅱ 出発点としてのジェンダー論から性の多様性へ Ⅲ ジェンダー論と法学・社会科学 |
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第0章 ジェンダー法を学ぶ基礎として |
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Ⅰ 憲法の基本 Ⅱ 民法の基本 Ⅲ 刑法の基本 Ⅳ 社会法の基本 Ⅴ 国際法の基本 |
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第1章 日本における性差別 |
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Ⅰ 明治憲法体制における性差別 Ⅱ 戦後改革 |
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第2章 諸外国における性差別 |
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Ⅰ ヨーロッパ/アメリカ Ⅱ 西アジア Ⅲ 南アジア Ⅳ 東アジア |
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第3章 フェミニズム法学の展開 |
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Ⅰ フェミニズムの歴史と法 Ⅱ フェミニズムおよびフェミニズム法学の諸潮流 Ⅲ 近代の動向と課題 |
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第4章 教育 |
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Ⅰ わが国における女子教育政策 Ⅱ 教育政策にみるジェンダー・バイアス Ⅲ 「隠れたカリキュラム」にみるジェンダー・バイアス Ⅳ ジェンダー・バイアスの克服と学校教育 |
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第5章 家族と平等 |
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Ⅰ 婚姻の成立に関わる平等性 Ⅱ 夫婦同氏の原則の平等性 Ⅲ 親子関係における平等性 |
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第6章 家族と自由 |
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Ⅰ 標準的家族モデルと家族法 Ⅱ 「家族」の保護が意味したこと Ⅲ 今後の方向性 |
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第7章 不法行為・契約 |
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Ⅰ 失われたものの「値段」 Ⅱ 名誉毀損とプライバシーの侵害 Ⅲ 「女人禁制」のメンバーシップ |
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第8章 労働 |
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Ⅰ 性別を理由とする差別的取扱いの禁止 Ⅱ 雇用形態(契約類型)と均等・均衡待遇原則 Ⅲ 人格権と保障された就業環境 Ⅳ 妊娠・出産,家族的責任等との両立支援 |
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第9章 社会保障 |
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Ⅰ 家族(世帯)に対する社会保障 Ⅱ 家族モデルの変化と社会保障 Ⅲ 社会保障制度の未来 |
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第10章 レイプ・強制わいせつ |
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Ⅰ 110年ぶりに改正された日本の性犯罪規定 Ⅱ 改正後の無罪判決に象徴される刑事裁判上の課題 Ⅲ 国際水準に適合する性犯罪処罰の実現へ |
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第11章 セクシュアル・ハラスメント |
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Ⅰ セクシュアル・ハラスメントとは? Ⅱ 労働環境におけるセクシュアル・ハラスメント Ⅲ 教育研究環境におけるセクシュアル・ハラスメント Ⅳ 関連問題 |
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第12章 ドメスティック・バイオレンス,ストーカー |
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Ⅰ ドメスティック・バイオレンス Ⅱ 児童虐待 Ⅲ 高齢者虐待 Ⅳ ストーカー |
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第13章 リプロダクション・セクシュアリティ |
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Ⅰ リプロダクションとは Ⅱ 産まない権利 Ⅲ 産む権利 Ⅳ 性の権利(性的自己決定権/セクシュアル・ライツ) |
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第14章 性表現 |
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Ⅰ 性的に露骨な表現,「わいせつ」,「ポルノグラフィ」 Ⅱ ポルノグラフィは性的支配従属構造を体現する性差別か Ⅲ あらゆるチャイルド・ポルノグラフィは子どもに対する性的虐待か Ⅳ 表現の不自由 |
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第15章 政治・行政 |
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Ⅰ 日本の政治・行政領域における女性の参画状況 Ⅱ 積極的な格差是正措置の導入 Ⅲ 実質的な男女同権を目指して |
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第16章 司法 |
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Ⅰ 背景 Ⅱ 刑事司法手続に携わる人々 Ⅲ 犯罪被害者とジェンダー Ⅳ 犯罪加害者とジェンダー |
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第17章 男性にとってのジェンダー法 |
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Ⅰ 形式的平等 Ⅱ 実質的平等 Ⅲ 被害者としての男性 |
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第18章 ジェンダー法学の応用 |
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Ⅰ 視座の設定 Ⅱ 個別の問題(1) Ⅲ 個別の問題(2) |