タイトルコード |
1000100903930 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦後日本の関係修復外交 |
書名ヨミ |
センゴ ニホン ノ カンケイ シュウフク ガイコウ |
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国際政治理論による歴史分析 |
叢書名 |
MINERVA人文・社会科学叢書
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叢書番号 |
250 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
福島 啓之/著
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著者名ヨミ |
フクシマ ヒロユキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2021.6 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-08749-5 |
ISBN |
4-623-08749-5 |
数量 |
4,434p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.1
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件名 |
日本-対外関係-歴史
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注記 |
文献:p403〜420 |
内容紹介 |
戦後日本の近隣諸国との関係修復の全体像を体系的に解明。歴代政権による台湾、ソ連、韓国、中国との国交正常化の歴史を、政策決定者の認識と判断に着目した外交理論により分析する。 |
著者紹介 |
1971年徳島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。同大学大学院総合文化研究科学術研究員。博士(学術、東京大学)。 |
目次タイトル |
序章 戦後の平和と敗者の外交 |
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1 外交による過去の克服 2 戦後日本の歴史事例と政策決定をめぐる理論 3 紛争の収束と敗者の視点 4 本書の議論と構成 5 本書の議論の有用性への期待 |
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第Ⅰ部 関係修復の国際政治学 |
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第1章 先行研究とその批判 |
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1 先行研究にみられる三つの視角 2 歴史事例分野の先行研究 3 国際政治理論分野の先行研究 4 先行研究に対する批判 5 認知的選択アプローチによる歴史と理論の結合 |
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第2章 関係修復の外交理論 |
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1 関係修復の外交をめぐる問題 2 関係修復の対象国の選択 3 関係修復の意思の疎通 |
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第3章 実証分析の方法 |
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1 事例分析の意義と問題点 2 事例分析における一般的な設問の設定と答えの指標化 3 謝罪ゲームのモデルの事例分析における変数の評価基準 |
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第Ⅱ部 戦後日本の関係修復外交の歴史事例分析 |
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第4章 冷戦と吉田・鳩山政権の関係修復外交 |
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1 吉田・鳩山政権による近隣諸国との関係修復の取り組みの比較 2 吉田政権による台湾との関係修復と中国との関係悪化 3 鳩山政権の韓国との関係悪化とソ連との関係修復 4 関係修復の多国間レベルの条件に関する比較分析のまとめ |
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第5章 岸・池田政権の韓国,中国に対する援助と謝罪 |
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1 岸・池田政権による韓国,中国との関係修復の取り組みの比較 2 岸政権の対韓政策と韓国の反応 3 岸政権の対中政策と中国の反応 4 池田政権の対韓政策と韓国の反応 5 池田政権の対中政策と中国の反応 6 岸・池田政権による韓国,中国との関係修復の取り組みのまとめ |
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第6章 佐藤・田中政権の謝罪と韓国,中国との国交正常化 |
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1 佐藤・田中政権による韓国,中国との関係修復の取り組みの比較 2 佐藤政権の対韓政策と韓国の反応 3 佐藤政権の対中政策と中国の反応 4 田中政権の対中政策と中国の反応 5 関係修復の二国間レベルの条件に関する比較分析のまとめ |
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終章 敗者の創る戦後秩序 |
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1 本書の研究から得られた知見 2 本書の議論を発展させていく上での展望 3 本書の研究の意義 |