タイトルコード |
1000100920169 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
外国語学習での暗示的・明示的知識の役割とは何か |
書名ヨミ |
ガイコクゴ ガクシュウ デノ アンジテキ メイジテキ チシキ ノ ヤクワリ トワ ナニカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴木 渉/編
佐久間 康之/編
寺澤 孝文/編
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著者名ヨミ |
スズキ ワタル サクマ ヤスユキ テラサワ タカフミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
大修館書店
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出版年月 |
2021.9 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-469-24647-6 |
ISBN |
4-469-24647-6 |
数量 |
11,173p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
807
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件名 |
外国語教育
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注記 |
文献:p155〜168 |
内容紹介 |
英語の規則を知っていても使えないのはなぜ? 明示的知識と暗示的知識。この2つの知識の関係を、第二言語習得研究、認知心理学、脳科学の領域横断で探る。 |
著者紹介 |
宮城教育大学大学院教育学研究科教授。博士(第二言語教育学)。 |
目次タイトル |
第1章 認知心理学における顕在記憶・潜在記憶の研究-明示的知識と暗示的知識の記憶基盤 |
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1.はじめに 2.顕在記憶と潜在記憶 3.まとめ |
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第2章 「使える」文法知識を探る |
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1.定義の整理 2.異なる種類の文法知識 3.「使える」文法知識 4.おわりに |
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第3章 第二言語環境で日本語の文法知識はどのように発達していくか?-文法項目の特徴と学習者の個人差の影響 |
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1.はじめに 2.第二言語における明示的知識と暗示的知識 3.本章の目的 4.Suzuki and DeKeyser(2015)の実験デザイン 5.Suzuki and DeKeyser(2015)のデータの再分析の目的 6.まとめ |
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第4章 英単語の和訳はわかるのにコミュニケーションで使えないのはなぜか?-第二言語における明示的・暗示的な語彙知識の発達 |
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1.はじめに 2.集中学習および分散学習が明示的および暗示的な語彙知識の発達に与える影響 3.まとめ |
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第5章 中学生の文法知識はどのように発達するのか? |
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1.はじめに 2.中学生の文法知識を分析する3つの観点 3.方法 4.結果と考察 5.おわりに |
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第6章 小学生はどのような文法知識を身につけているか?-これまでの実証研究のまとめから |
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1.はじめに 2.小学生の文法学習と文法知識 3.文法性判断テストによる文法知識の測定 4.小学生の文法知識に関する調査研究 5.おわりに |
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第7章 語彙学習のやる気が続かないのはなぜか?-自覚できない明示的知識の蓄積の「見える化」が動機づけに与える影響 |
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1.はじめに 2.動機づけとは 3.内発的動機づけと外発的動機づけ 4.自己決定理論 5.マイクロステップ計測法による英語学習と動機づけ 6.まとめ |
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第8章 語彙力は知らない間に伸びていく?-マイクロステップ計測法による潜在記憶レベルの語彙学習 |
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1.記憶の知られざる力 2.自覚できない日々のわずかな学習効果を可視化する 3.語彙力の長期的習得プロセスに関する研究 4.潜在記憶レベルの語彙習得 5.潜在記憶レベルの語彙の長期的な習得過程の解明に向けて |
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第9章 使える文法知識は脳のどこにあるのか?-第二言語の暗示的知識と明示的知識を支える神経基盤 |
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1.はじめに 2.第二言語習得研究や脳科学における暗示的・明示的言語知識 3.脳内の手続き・宣言的記憶を支える神経基盤 4.手続き・宣言的記憶システムの関係 5.第二言語の手続き・宣言的記憶システムの関与に影響する要因 6.日本人英語学習者の脳内の明示的・暗示的知識-fMRIを用いた実証研究からの知見 7.まとめ |
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終章 今後の研究と教育的示唆 |
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1.本書のオリジナリティ 2.今後の研究 3.教育的な示唆 |