タイトルコード |
1000100938491 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ドイツにおける危険責任 |
書名ヨミ |
ドイツ ニ オケル キケン セキニン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
浦川 道太郎/著
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著者名ヨミ |
ウラカワ ミチタロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2021.11 |
本体価格 |
¥8400 |
ISBN |
978-4-7923-2771-2 |
ISBN |
4-7923-2771-2 |
数量 |
13,420p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
324.934
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件名 |
無過失責任
民法-ドイツ
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注記 |
文献:p387〜403 |
内容紹介 |
産業革命以降に利用が開始された危険技術等による事故被害の補償に資する無過失損害賠償責任(危険責任)に関する諸論文を踏まえて、ドイツにおける危険責任の展開過程を歴史的に跡づけ、その全体像を明らかにする。 |
目次タイトル |
第1章 危険責任前史 |
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1.19世紀に至るドイツ不法行為法の発展 2.19世紀における過失責任主義の確立 |
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第2章 産業革命と危険責任法の制定 |
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1.19世紀の不法行為理論の状況 2.産業革命の展開と過失責任主義の限界 3.プロイセンにおける鉄道開設と鉄道法の制定-最初の危険責任立法 4.ライヒ責任義務法の制定 |
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第3章 ドイツ民法典と危険責任 |
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1.ドイツ民法典制定への道 2.ドイツ民法典編纂における過失責任と危険責任 |
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第4章 19世紀末から20世紀初頭における無過失責任論 |
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1.民法以外の分野からの過失責任主義に対する異論の提起 2.ドイツ法曹大会の議論と過失責任主義の動揺 3.オーストリアにおける無過失責任論 4.ギールケ、メンガー以降のドイツにおける無過失責任論 5.小括 |
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第5章 BGB制定後における特別法等による危険責任の展開 |
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1.BGBと特別法による危険責任の展開 2.小括 |
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第6章 ドイツ法アカデミーにおける不法行為法改革とエッサーの危険責任論 |
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1.ドイツ法アカデミーと民族法典における不法行為法改革 2.エッサーによる危険責任論の展開 |
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第7章 第二次世界大戦後における危険責任の新展開-1967年参事官草案と危険責任一般条項形成の試み |
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1.不法行為(契約外損害賠償)法改正と補充のための参事官草案 2.危険責任の一般条項形成の試み 3.参事官草案後の損害賠償法改正と危険責任 4.小括 |
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終章-ドイツにおける危険責任の発展の軌跡・現状及び課題 |
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1.危険責任の生成と展開 2.危険責任制度の現状 3.不法行為(契約外損害賠償)法の将来像と危険責任に残された課題 4.結語 |