タイトルコード |
1000100941102 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アメリカ合衆国における妊娠中絶の法と政治 |
書名ヨミ |
アメリカ ガッシュウコク ニ オケル ニンシン チュウゼツ ノ ホウ ト セイジ |
叢書名 |
拓殖大学研究叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小竹 聡/著
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著者名ヨミ |
コタケ サトシ |
出版地 |
[東京] |
出版者 |
拓殖大学
日本評論社(発売)
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出版年月 |
2021.10 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-535-52567-2 |
ISBN |
4-535-52567-2 |
数量 |
11,619p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
323.53
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件名 |
妊娠中絶
憲法-アメリカ合衆国-判例
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注記 |
文献:p596〜603 |
内容紹介 |
アメリカ合衆国における妊娠中絶の歴史を振り返り、中絶をめぐる裁判と政治の展開を検討。さらに、個々の判決の歴史的、社会的位相を確認しつつ、判決形成の力学にも焦点を合わせ、中絶判例の法理上の意義を明らかにする。 |
著者紹介 |
1961年新潟市生まれ。シカゴ大学ロー・スクール修了。拓殖大学政経学部教授(憲法学、アメリカ憲法学)。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題 |
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第Ⅰ部 妊娠中絶問題の史的展開 |
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第1章 妊娠中絶合法化運動の確立と運動の転換 |
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第1節 19世紀における妊娠中絶の犯罪化 第2節 違法中絶の時代 第3節 合法化運動の確立 第4節 中絶法の改正と運動の転換 第5節 司法戦略の見込み |
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第2章 中絶法の廃止に向けた運動の展開 |
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第1節 1970年における立法改革と中絶訴訟の展開 第2節 1971年および1972年の情況 |
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第Ⅱ部 合衆国最高裁判所におけるRoe判決の形成 |
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第3章 合衆国地方裁判所におけるRoeとDoe |
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第1節 Roe v.Wade 第2節 Doe v.Bolton |
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第4章 合衆国最高裁判所におけるRoeとDoe |
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第1節 第一ラウンド 第2節 第二ラウンド 第3節 判決 第4節 判決後の動向 |
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第5章 Roe判決の意義と課題 |
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第1節 Roe判決の内容と核心 第2節 Roe判決に対する批判と擁護 第3節 Roe判決の意義 |
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第Ⅲ部 Roe判決以降の妊娠中絶をめぐる政治と裁判の展開 |
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第6章 1990年代初頭における妊娠中絶の権利 |
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第1節 問題の所在 第2節 1990年代初頭における妊娠中絶の権利の現況 第3節 生殖の自由のフェミニスト的戦略とその展望 第4節 その後の情況 |
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第7章 Casey判決の法理 |
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第1節 Casey判決の意義 第2節 共同意見の論理と課題 第3節 Casey判決再訪 第4節 ポストCasey期における司法と中絶を取り巻く情況 |
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第8章 妊娠中絶政治の展開と中絶反対派の動向 |
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第1節 中絶反対派の運動の系譜 第2節 オペレーション・レスキューとその消長 第3節 中絶反対派の運動の構造 |
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第9章 「一部出生中絶」の禁止をめぐる法と政治の動向 |
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第1節 「一部出生中絶」の意義 第2節 Carhart Ⅰ判決 第3節 2003年連邦法と訴訟の経緯 第4節 Ayotte判決とその含意 第5節 Carhart Ⅱ判決 |
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第10章 ロバーツ・コートと中絶関連事件 |
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第1節 ロバーツ・コートの陣容 第2節 2005年10月開廷期から2014年10月開廷期までの中絶関連事件 第3節 Whole Woman's Health判決 |
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第11章 トランプ時代における中絶関連事件 |
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第1節 2018年10月開廷期までの中絶判決の動向 第2節 トランプ時代の司法と政治 第3節 2018年10月開廷期における4つの中絶関連事件 第4節 政治の分極化の時代における中絶判例の変更 第5節 June Medical Services L.L.C.v.Russo |