タイトルコード |
1000100958331 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
現代コミュニティの社会設計 |
書名ヨミ |
ゲンダイ コミュニティ ノ シャカイ セッケイ |
|
新しい《コミュニティ形成・まちづくり》の思想 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
和田 清美/著
|
著者名ヨミ |
ワダ キヨミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
学文社
|
出版年月 |
2021.12 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7620-3132-8 |
ISBN |
4-7620-3132-8 |
数量 |
7,271p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.78
|
件名 |
都市社会学
地域社会
|
内容紹介 |
現代コミュニティの社会設計について、「社会組織・集団論」「住民・市民活動論」「政策論」の3つの分析視点から解明。住民と行政の共同設計による地域の個性を生かした<まちづくり>を追求する。 |
著者紹介 |
1955年神奈川生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京都立大学客員教授、名誉教授。博士(社会学)。著書に「大都市東京の社会学」など。 |
目次タイトル |
序章 現代コミュニティの社会設計を考える-コミュニティ形成・まちづくりからのアプローチ |
|
1 コミュニティブームが投げかけていること 2 本書の課題と分析枠組み 3 本書の構成 |
|
第Ⅰ部 現代コミュニティの視座 |
|
第1章 コミュニティ概念の現代的再検討-現代コミュニティの社会設計の視座のために |
|
1 コミュニティの再認識 2 海外研究者のコミュニティ概念の検討 3 日本におけるコミュニティ概念の今日的検討 4 現代コミュニティの社会設計への視座 |
|
第2章 日本都市社会学における「コミュニティ研究」の展開-2020年代に繫ぐ |
|
1 コミュニティ論の登場とその意味 2 都市社会学における「コミュニティ研究」の展開-実証研究を中心に 3 2020年代都市のコミュニティ研究を展望する |
|
第3章 発想としての「福祉コミュニティ」-コミュニティ論とセツルメント論の架け橋 |
|
1 地域共生社会と福祉コミュニティ 2 発想としての「福祉コミュニティ」の起点-東京都社会福祉協議会「福祉コミュニティ構想」研究委員会調査(1989〜1991年) 3 日本における「セツルメント運動」の展開-興望館,善隣館,セツルメント診療所のフィールドワークから 4 福祉コミュニティの意味すること |
|
第4章 福祉コミュニティの現代的地平-構想から実態へ,そして深化へ |
|
1 今,何故,福祉コミュニティなのか 2 福祉コミュニティの道程 3 現段階における到達点-福祉コミュニティの連続と新展開 |
|
第Ⅱ部 コミュニティ形成・まちづくりの組織分析 |
|
第5章 都市町内会の組織分析-地縁型コミュニティとの関連で |
|
1 分析の視点 2 都市社会学における町内会論の展開 3 都市町内会の組織分析 4 町内会・自治会とコミュニティ形成・まちづくり |
|
第6章 NPO・市民活動団体の組織分析-テーマ型コミュニティとの関連で |
|
1 分析の視点 2 戦後日本都市におけるNPO・市民活動団体の系譜と展開 3 NPO・市民活動団体の組織分析 4 地縁型NPOの出現と今後の展望 |
|
第7章 多元型コミュニティの組織化論-二元型コミュニティの認識枠組みを超えて |
|
1 現代コミュニティの社会設計への組織論的アプローチ 2 多元型コミュニティの提案-現代コミュニティの形態とコミュニティ組織化のモデル・シフトの検討をとおして 3 多元型コミュニティの組織化のために 4 多元型コミュニティを支える「公」と「私」 |
|
第Ⅲ部 コミュニティ形成・まちづくりの多元的世界 |
|
第8章 地域共生社会とコミュニティ形成・まちづくり |
|
1 「地域共生社会」の提言とその意味すること 2 高齢者支援とコミュニティ形成・まちづくり 3 子ども支援とコミュニティ形成・まちづくり 4 障害者(児)支援とコミュニティ形成・まちづくり 5 福祉コミュニティ形成・まちづくりのさらなる展開に向けて |
|
第9章 多文化共生とコミュニティ形成・まちづくり |
|
1 地域における多文化共生とは 2 多文化共生施策の展開とコミュニティ形成・まちづくりの諸問題 3 多文化コミュニティ形成・まちづくりの活動実態 4 多文化コミュニティ形成・まちづくりに向けて |
|
第10章 防犯・防災とコミュニティ形成・まちづくり |
|
1 コミュニティの防犯力・防災力 2 「防犯活動」の現状と活動状況 3 「防災活動」の現状と活動実態 4 「コミュニティの防災力」の課題 5 防犯・防災コミュニティ形成・まちづくりへの道筋と可能性 |
|
第11章 空き家・空き店舗,個人住宅の活用とコミュニティ形成・まちづくり |
|
1 コミュニティ形成・まちづくりの核としての施設・装置 2 空き家活用の背景 3 コミュニティ形成・まちづくりにおける空き家・空き店舗,個人住宅の活用実態 4 コミュニティ形成・まちづくりの核としての「空き家・空き店舗,個人住宅」の活用の可能性 |
|
第Ⅳ部 コミュニティ政策の国際比較-日本と台湾 |
|
第12章 日本におけるコミュニティ形成・まちづくりの系譜と展開-コミュニティ政策の日台比較研究のために |
|
1 日本におけるコミュニティ形成・まちづくりの系譜 2 コミュニティ形成・まちづくりの展開 3 コミュニティ政策の日台比較研究に向けて |
|
第13章 日本におけるコミュニティ政策の展開 |
|
1 第二次コミュニティ施策ブームの到来 2 1970年代のコミュニティ政策 3 コミュニティ政策をめぐる位相の転換 4 コミュニティ政策の意義と課題-2010年代から2020年代へ |
|
第14章 台湾の社区営造政策の展開と台北市の取り組み |
|
1 分析視角 2 社区営造政策の展開と現状 3 台北市の展開 4 課題-コミュニティ政策の日台比較研究のために |
|
終章 都市成熟化社会における《コミュニティの社会学》 |
|
1 変化する現代社会と《コミュニティの社会学》 2 ポストコロナ時代に向けての課題 |