タイトルコード |
1000101239957 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ナラティヴの被害学 |
書名ヨミ |
ナラティヴ ノ ヒガイガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
阿部 幸大/[著]
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著者名ヨミ |
アベ コウダイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
文学通信
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出版年月 |
2025.4 |
本体価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-86766-071-3 |
ISBN |
4-86766-071-3 |
数量 |
335p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
930.27
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件名 |
英文学
アメリカ文学
映画-アメリカ合衆国
暴力
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内容紹介 |
なにが暴力で、なにが暴力でないのか。村上春樹から精神分析、慰安婦問題まで、人文学の広範な領域を見渡しながら、「被害学」というナラティヴ分析の枠組みを理論化し、被害と加害の重層的なポリティクスを解きほぐす。 |
著者紹介 |
北海道生まれ。筑波大学人文社会系助教。専門は日米文化史。株式会社Ars Academica代表。著書に「まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書」がある。 |
目次タイトル |
第1章 ナラティヴの被害学 |
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第2章 トマス・ピンチョン『重力の虹』におけるエコロジカル・ナショナリズム |
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第3章 ノラ・オッジャ・ケラー『慰安婦』におけるコリアン・アメリカン二世の応答可能性 |
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第4章 トニ・モリスン『ビラヴド』におけるメランコリックな愛と醜い感情 |
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第5章 ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』におけるシェル・ショックとジェンダー |
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第6章 デブラ・グラニク『足跡はかき消して』におけるベトナム戦争と9・11以降のホームランド |
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第7章 ハーマン・メルヴィル「バートルビー」におけるグローバル市場と受益者 |
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第8章 『トップガン』シリーズにおけるアメリカの軍事史と例外主義 |
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第9章 村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』におけるアジア太平洋戦争のポストメモリー |
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第10章 ティム・オブライエンとヴィエト・タン・ウェンにおけるベトナム帰還兵と癒しの旅 |