タイトルコード |
1000100000452 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ドイツ中世前期の歴史像 |
書名ヨミ |
ドイツ チュウセイ ゼンキ ノ レキシゾウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
瀬原 義生/著
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著者名ヨミ |
セハラ ヨシオ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
文理閣
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出版年月 |
2012.10 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-89259-696-4 |
ISBN |
4-89259-696-4 |
数量 |
2,583,27p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
234.04
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件名 |
ドイツ-歴史-中世
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注記 |
略年表:p519〜526 文献:p564〜583 |
内容紹介 |
民族移動期から13世紀半ばのシュタウフェン朝の断絶までをたどったドイツ中世前期の概説史書。ヨーロッパ世界の中の一員としてのドイツの歴史を描く。略年表、諸王家・諸侯家系図なども収録。 |
著者紹介 |
1927年鳥取県生まれ。京都大学大学院(旧制)修了。立命館大学名誉教授、元京都橘女子大学教授、文学博士。著書に「ドイツ中世都市の歴史的展開」「ヨーロッパ中世都市の起源」など。 |
目次タイトル |
第一章 フランク王国 |
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一 メロヴィング朝フランク王国の形成 二 メロヴィング朝の内紛 |
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第二章 カロリング帝国の成立 |
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一 カロリング家の台頭 二 フランク王国の東進とゲルマン人のキリスト教化 三 小ピピン、国王となる 四 カールの西ヨーロッパ統一 五 カール大帝-カロリング帝国の誕生 六 行政組織と経済 七 カロリング・ルネサンス 八 大帝の晩年とルートヴィヒ敬虔帝 |
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第三章 カロリング帝国の終末 |
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一 帝国の三分割 二 ロタール王国の解体 三 浮遊する皇帝位 四 東フランク王国からドイツ王国へ |
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第四章 オットー(ザクセン)朝の出現 |
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一 コンラート一世 二 ハインリヒ一世、ザクセン朝を樹立す |
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第五章 オットー大帝(一)-内乱の克服- |
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一 オットー一世の登位と内乱の連続 二 周辺諸国に対するオットーの政策 |
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第六章 オットー大帝(二)-神聖ローマ帝国の誕生- |
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一 第一次イタリア遠征 二 第二次イタリア遠征-神聖ローマ帝国の誕生- 三 第三次イタリア遠征 |
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第七章 オットー二世、オットー三世-皇帝理念に燃えた若者- |
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一 オットー二世 二 オットー三世と摂政テオファーノ 三 オットー三世の親政 |
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第八章 ハインリヒ二世-帝国の再建者- |
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一 ハインリヒ二世の登位と国内巡行 二 ハインリヒ二世初期の内・外政 三 バムベルク司教座の設置 四 皇帝戴冠 五 修道院改革とハインリヒ二世の教会政策 六 ブルグント問題、ポーランド戦争、第三次イタリア遠征 |
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第九章 コンラート二世-ザリアー朝の登場- |
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一 ザリアー家の起源とコンラート二世の登位 二 コンラート二世の国内巡行 三 第一次イタリア遠征 四 王権の進展とブルグント王国の帝国帰属 五 東方問題と第二次イタリア遠征 |
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第十章 農業生産力の上昇と集落の拡大 |
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一 開墾と定住地の拡大 二 農業技術の改良 三 村落共同体の成立とバン領主支配の出現 |
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第十一章 商工業の生成 |
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一 イタリア商人の活躍、始まる 二 ムーズ河中流域の金属加工業 三 フランドルの毛織物業とシャンパーニュの大市 四 ドイツにおける商品流通の萌芽 五 ギルド |
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第十二章 中世都市の興隆(一)-北イタリア、フランス- |
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一 北イタリア都市の勃興-とくにパタリア運動 二 北フランス都市のコミューン運動 |
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第十三章 中世都市の興隆(二)-ベルギー- |
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一 ムーズ河中流都市 二 アルトワ地方の都市 三 ガン、ブリュージュ、サン・トメール |
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第十四章 中世都市の興隆(三)-ライン都市- |
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一 トリーア 二 ボン、ケルン 三 中部ドイツの都市 |
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第十五章 中世都市の興隆(四)-イギリス中世都市- |
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第十六章 ハインリヒ三世-敬虔なる皇帝- |
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一 ハインリヒ三世の敬虔な心情 二 東欧政情の不安定 三 内政、とくにロートリンゲンをめぐる紛争 四 第一次イタリア遠征 五 改革教会の始まり、皇帝の第二次イタリア遠征 |
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第十七章 ハインリヒ四世(一)-摂政時代- |
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一 アグネスの摂政 二 教会改革の進展 三 アグネス、新規に三人の大公を任命す 四 王権、諸侯権力の日常的支え手-ミニステリアーレス 五 ケルン大司教アンノーとブレーメン大司教アーダルベルト 六 教会改革派の地歩、固まる |
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第十八章 ハインリヒ四世(二)-聖職叙任権闘争- |
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一 ハインリヒの王領地再建策 二 ザクセン戦争 三 教皇グレゴリウス七世 四 聖職叙任権闘争、始まる 五 カノッサの屈辱 |
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第十九章 ハインリヒ四世(三)-苦闘する皇帝- |
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一 国王の苦闘と教皇グレゴリウス七世の死 二 教皇ウルバーヌス二世 三 息子ハインリヒ五世の反乱 |
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第二〇章 ハインリヒ五世-ヴォルムス協約- |
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一 叙任権闘争解決のきざし 二 和解への模索 三 ヴォルムス協約への途 四 ヴォルムス協約 五 ハインリヒ五世の晩年 |
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第二一章 十字軍、異端、新しい修道会 |
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一 十字軍運動 二 異端の噴出 三 新しい修道会 四 アルビジョア十字軍 |
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第二二章 中世盛期の文化 |
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一 大学、ローマ法の研究、スコラ哲学 二 中世の文学 三 ロマネスク様式とゴシック様式 |
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第二三章 ロータル・フォン・スップリンゲンブルク帝 |
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一 ロータル王の初期の治世 二 教皇並立 三 シチリア王国の成立 四 ロータルの第一次イタリア遠征 五 第二次イタリア遠征 |
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第二四章 コンラート三世-シュタウフェン朝の登場- |
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一 コンラートとヴェルフェン家の争い 二 第二回十字軍 三 ハインリヒ獅子公のヴェンデ十字軍 四 コンラート三世の晩年 |
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第二五章 フリードリヒ一世・バルバロッサ(一)-数次にわたるイタリア遠征- |
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一 国王登位 二 第一次イタリア遠征 三 第二次イタリア遠征とロンカリア立法 四 教会分裂 五 第三次イタリア遠征 六 第四次イタリア遠征 |
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第二六章 フリードリヒ一世・バルバロッサ(二)-ハインリヒ獅子公の失脚と第三回十字軍- |
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一 治世中間期の内・外政 二 第五次イタリア遠征-教会分裂の克服- 三 ハインリヒ獅子公の帝国追放 四 第六次イタリア遠征とコンスタンツの平和 五 第三回十字軍-皇帝の死- |
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第二七章 ハインリヒ六世-シチリア王国の併合- |
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一 シチリア王国継承問題、起こる 二 困難な内政-ヴェルフェン家との暫定的和解 三 シチリア王国の併合 四 皇帝の早逝 |
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第二八章 オットー四世とフィリップ・フォン・シュヴァーベン-国王の並立- |
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一 国王の二重選出と「アプリアの児童(フリードリヒ二世)」の苦境 二 教皇インノケンティウス三世の裁定とフィリップ・フォン・シュヴァーベンの死 三 オットー四世の盛衰 四 フリードリヒ二世、ドイツに現わる |
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第二九章 一二世紀の都市建設ブーム |
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一 ツェーリンゲン家の都市建設 二 シュタウフェン朝の都市育成策 三 ハインリヒ獅子公の都市建設 |
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第三〇章 フリードリヒ二世(一)-第五回十字軍- |
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一 ドイツ国王から皇帝へ、ヴェルフェン家の凋落 二 諸侯摂政下のドイツ 三 第五回十字軍 四 フリードリヒ二世の十字軍 |
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第三一章 フリードリヒ二世(二)-「世界の驚異Stipor mundi」か- |
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一 国王ハインリヒ七世の失脚 二 ロンバルディア都市同盟、そして教皇との軍事的対決 三 フリードリヒ二世、最後の闘争 四 シチリア王国の文化 五 シュタウフェン朝の最後 |