タイトルコード |
1000100005075 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
病む社会・国家と被差別部落 |
書名ヨミ |
ヤム シャカイ コッカ ト ヒサベツ ブラク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
八箇 亮仁/著
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著者名ヨミ |
ハッカ アキヒト |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
解放出版社(発売)
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出版年月 |
2012.11 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7592-4060-3 |
ISBN |
4-7592-4060-3 |
数量 |
542p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.86
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件名 |
部落問題-歴史
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内容紹介 |
明治維新以降、全国水平社創立前夜にいたる部落の状況、部落問題に関わる人々の動向、社会的な部落像の形成過程や部落対策などを検討する。部落問題定着の背景をなす全国的な政治・社会状況の把握に迫る。 |
著者紹介 |
1947年岡山県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。予備校講師。共著に「奈良の部落史」「被差別部落と教員」など。 |
目次タイトル |
序論 |
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第一部 |
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序章 |
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第一章 近代西浜の誕生と部落問題 |
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はじめに 第一節 民権運動と西浜 第二節 皮革業の再編 |
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第二章 大同団結・帝国議会開催と西浜 |
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はじめに 第一節 西浜と大同団結運動 第二節 キリスト教排撃問題と西浜町自治の模索 第三節 憲法制定・議会開催と西浜 第四節 中江兆民の議員辞職と森秀次差別事件 |
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第三章 社会問題の定着と部落の教育・経済状況 |
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はじめに 第一節 社会問題と政党・議会 第二節 教育における差異化・特種化と部落差別の定着 |
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第二部 |
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第一章 世紀転換期社会と部落問題の成立 |
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はじめに 第一節 西浜の地位確立と大阪府下部落の状況 第二節 部落問題の成立と「文明化」日本 |
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第二章 部落対策の始動と「特種(殊)部落」観の定着 |
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はじめに 第一節 貧民研究会の発足と部落対策の始動 第二節 一九〇〇年小学校令と格差・切りすて体制 第三節 大日本同胞融和会の成立 第四節 日露戦後における「特種(殊)部落」観の定着と部落改善政策の本格化 おわりに |
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第三章 地方改良期の教育状況 |
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はじめに 第一節 日露戦争と部落 第二節 融和政策の登場と青年団 |
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第三部 |
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第一章 大逆事件と融和政策の展開 |
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はじめに 第一節 大逆事件と部落対策の変容 第二節 融和政策と同志会活動の挫折 第三節 大隈・寺内内閣と部落対策 |
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第二章 洞村移転の思想的相貌 |
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はじめに 第一節 明治天皇死去と移転問題の浮上 第二節 大隈内閣と奈良県の融和行政 第三節 洞村献納とその意味 おわりに |
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第三章 工場法と大阪市の夜学 |
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はじめに 第一節 夜学校の増設とその教育的背景 第二節 工場法の制定 第三節 工場法実施の波紋 第四節 工場法下の教育と労働 おわりに |
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第四章 大正期部落の教育状況と青年 |
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はじめに 第一節 大正期義務教育の矛盾面 第二節 教育的社会政策の展開 第三節 青年と部落解放 おわりに |