タイトルコード |
1000100139362 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
コンピュータ理論の起源 第1巻 |
巻次(漢字) |
第1巻 |
書名ヨミ |
コンピュータ リロン ノ キゲン |
各巻書名 |
チューリング |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
伊藤 和行/編
佐野 勝彦/訳・解説
杉本 舞/訳・解説
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著者名ヨミ |
イトウ カズユキ サノ カツヒコ スギモト マイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
近代科学社
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出版年月 |
2014.1 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7649-0454-5 |
ISBN |
4-7649-0454-5 |
数量 |
11,239p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
548.2
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件名 |
コンピュータ-歴史
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個人件名 |
Turing Alan Mathison |
注記 |
チューリング年表:p13 文献:p219〜223 |
内容紹介 |
「コンピュータ理論の起源」を当時の原典に探る試み。第1巻は、情報科学の世界において最も著名な研究者の一人、チューリングのコンピュータに関わる重要論文4編の完訳と、それぞれの論文に対する詳細な解説を収録。 |
著者紹介 |
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。京都大学博士(文学)。京都大学大学院文学研究科教授。 |
目次タイトル |
序章 チューリングの人生と業績 |
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1 「計算可能な数について,その決定問題への応用」まで 2 プリンストン大学での博士論文完成まで 3 博士論文後の暗号解読研究 4 自動計算機械の物理的実現・人工知能研究 5 ランナーとしてのチューリング 6 マンチェスター大学へ 7 受難・人工生命研究 8 チューリング主要業績表・年表 |
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第Ⅰ部 「計算可能な数について,その決定問題への応用」 |
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第1章 論文「計算可能な数について、その決定問題への応用」 |
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1.1 計算機械 1.2 定義 1.3 計算機械の例 1.4 略記表 1.5 計算可能な列の枚挙 1.6 万能計算機械 1.7 万能機械の詳細な記述 1.8 対角手順の適用 1.9 計算可能な数の範囲 1.10 計算可能な数の大きなクラスの例 1.11 決定問題への応用 |
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第2章 解説 |
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2.1 本論文(第1章)の背景・意義 2.2 本論文(第1章)の概要 2.3 本解説の概要 2.4 実効的・機械的手続き 2.5 何を計算するか 2.6 現代のチューリング機械 2.7 自然数上の関数のTM計算可能性 2.8 1936年のチューリング機械 2.9 万能チューリング機械:プログラムを数で表す 2.10 チューリング機械で解けない問題 2.11 決定問題とは何か 2.12 一階述語論理の決定不可能性 2.13 チャーチによるラムダ計算 2.14 チャーチ-チューリングのテーゼ 2.15 01-無限列と実数の表現 2.16 読書案内 |
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第Ⅱ部 「1947年2月20日におけるロンドン数学会での講演」 |
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第3章 「1947年2月20日におけるロンドン数学会での講演」 |
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3.1 <大規模電子デジタル計算機の特徴> 3.2 <音響遅延線について> 3.3 <チューリング機械との類比> 3.4 <デジタル計算機の算術部> 3.5 <反復循環と弁別> 3.6 <補助表について> 3.7 <電子デジタル計算機が数学にもたらす影響> 3.8 <知能をもつ機械> |
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第4章 解説 |
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4.1 本論文(第3章)について 4.2 チューリングと自動計算機関(ACE) 4.3 読書案内 |
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第Ⅲ部 「知能機械」 |
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第5章 論文「知能機械」 |
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5.2 いくつかの反論に対する論駁 5.3 様々な機械 5.4 組織化されていない機械 5.5 機械への干渉.変更可能かつ自己変更する機械 5.6 機械としての人間 5.7 機械の教育 5.8 組織化されていない機械を組織化する 5.9 組織化されていない機械としての皮質 5.10 組織化についての実験.快-不快方式 5.11 P型の組織化されていない機械 5.12 規律と独創力 5.13 感情的概念としての知能 |
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第6章 解説 |
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6.1 本論文(第5章)について 6.2 論文前半における準備的議論 6.3 機械の「組織化」 6.4 マカロック-ピッツモデルとの関係 6.5 読書案内 |
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第Ⅳ部 「計算機械と知能」 |
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第7章 論文「計算機械と知能」 |
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7.1 模倣ゲーム 7.2 新しい問題への批判 7.3 ゲームに関係した機械 7.4 デジタル計算機 7.5 デジタル計算機の万能性 7.6 主要な問いに対する反対意見 7.7 学習機械 |
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第8章 解説 |
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8.1 本論文(第7章)について 8.2 「模倣ゲーム」とその射程 8.3 チューリングの「思考(thinking)」に対する考え方 8.4 チューリングと「学習する機械」 8.5 『オートマトン研究』とチューリング 8.6 チューリングテストがはらむ哲学的問題に対する代表的な応答 8.7 読書案内 |