タイトルコード |
1000100139572 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
フランス植民地主義と歴史認識 |
書名ヨミ |
フランス ショクミンチ シュギ ト レキシ ニンシキ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
平野 千果子/著
|
著者名ヨミ |
ヒラノ チカコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
|
出版年月 |
2014.1 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-00-024693-4 |
ISBN |
4-00-024693-4 |
数量 |
9,354,6p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
235.068
|
件名 |
フランス-歴史-20世紀
植民地-歴史
ポストコロニアリズム
|
内容紹介 |
植民地支配という「過去」を、現代フランスはどう認識しているのか。第二次世界大戦における植民地の役割、独立戦争についての記憶の交錯、本国と植民地との相互関係などに着目し、歴史認識の「現在」を問う。 |
著者紹介 |
1958年生まれ。武蔵大学人文学部教授。フランス植民地史専攻。著書に「フランス植民地主義の歴史」「アソシアシオンで読み解くフランス史」など。 |
目次タイトル |
序章 |
|
一 プロスペローとキャリバン 二 過去への向き合い方 三 「依存」からの連鎖的な問い 四 本書の構成と若干の論点 |
|
第Ⅰ部 戦争を通してみる植民地史 |
|
第一章 フランスと第二次世界大戦 |
|
一 自由フランスと植民地 二 ブラザヴィル会議 三 植民地へのまなざし 四 問題提起 |
|
第二章 インドシナ戦争とその記憶 |
|
一 開戦まで 二 植民地戦争から冷戦へ? 三 誰が戦ったのか 四 結びに代えて |
|
第三章 「人道に対する罪」と植民地 |
|
一 アルジェリア戦争と複数の記憶の主体 二 「人道に対する罪」と植民地問題 三 「記憶の加速」 |
|
第Ⅱ部 交錯する歴史としての植民地史 |
|
第四章 戦間期フランスにおける植民地 |
|
一 「より大いなるフランス」の形成 二 植民地出身者たち 三 植民地学校 |
|
第五章 「ユーラフリカ」 |
|
一 ユーラフリカの誕生 二 第二次世界大戦後におけるユーラフリカ 三 ヨーロッパ統合とユーラフリカ批判 |
|
第六章 <フランス語>という空間形成 |
|
一 フランコフォニー(francophonie)の誕生 二 第二次世界大戦後における帝国の再編とアフリカの独立 三 フランコフォニー(Francophonie)の誕生へ |
|
第Ⅲ部 植民地支配の過去と現代社会 |
|
第七章 フランスにおけるポストコロニアリズムと共和主義 |
|
一 研究状況 二 移民史をめぐる議論 三 宗教標章法 四 結びに代えて |
|
第八章 「二〇〇五年」フランスの議論から |
|
一 引揚者法 二 ペトレ=グルヌイヨ事件 三 「植民地化された側」の「記憶」 |
|
終章 |
|
一 グローバルな視野とナショナル・ヒストリー 二 残された課題 |