タイトルコード |
1000100154323 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
西鶴の文芸と茶の湯 |
書名ヨミ |
サイカク ノ ブンゲイ ト チャノユ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石塚 修/著
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著者名ヨミ |
イシズカ オサム |
出版地 |
京都 |
出版者 |
思文閣出版
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-7842-1730-4 |
ISBN |
4-7842-1730-4 |
数量 |
7,299,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
913.52
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件名 |
茶道
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個人件名 |
井原 西鶴 |
注記 |
文献:p282〜292 |
内容紹介 |
浮世草子作家の嚆矢である井原西鶴の文芸作品には、いかに当時の茶の湯文化が反映されていたのか。俳諧師時代、さらに「好色一代男」から遺稿集にいたるまでの浮世草子作品をとりあげ、その影響関係を検証する。 |
著者紹介 |
1961年栃木県生まれ。筑波大学大学院教育研究科修了。博士(学術)。同大学人文社会系准教授。専門分野は日本近世文学、国語教育。共著に「江戸文学からの架橋」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 俳諧師西鶴と茶の湯 |
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第一章 俳諧師西鶴と茶の湯文化 |
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第一節 西鶴の茶の湯観 第二節 『毛吹草』と茶の湯 第三節 『俳譜類舩集』と茶の湯 第四節 『西鶴大矢数』と茶の湯 第五節 おわりに |
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第二章 西鶴の茶の湯文化への造詣 |
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第一節 「しをり」と「しほり」 第二節 「茶の湯」と「しほらし」 第三節 西鶴の「しほらし」 第四節 おわりに |
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第二部 西鶴作品にみられる茶の湯 |
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第一章 『好色一代男』にみられる茶の湯文化 |
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第一節 はじめに 第二節 吉野の描写にみられる西鶴の美意識 第三節 吉野にみられる「わび」 第四節 高橋にみられる「わび」 第五節 おわりに |
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第二章 『西鶴諸国ばなし』と茶の湯 |
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第一節 はじめに 第二節 「灯挑に朝顔」の導入部と茶の湯伝書 第三節 朝顔の茶の湯と「灯挑に朝顔」 第四節 朝顔の茶の湯の滑稽譚としての意味 第五節 おわりに |
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第三章 『武家義理物語』巻三の二「約束は雪の朝食」再考 |
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第一節 はじめに 第二節「約束は雪の朝食」の典拠の問題点 第三節 丈山と茶の湯 第四節 「約束は雪の朝食」と茶の湯とのかかわり 第五節 おわりに |
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第四章 『日本永代蔵』巻四の四「茶の十徳も一度に皆」考 |
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第一節 はじめに 第二節 「茶の十徳も一度に皆」の発想の典拠 第三節 茶の湯資料からみた「茶の十徳」 第四節 西鶴の知りえた「十徳」 第五節 おわりに |
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第五章 『日本永代蔵』の「目利き」譚 |
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第一節 はじめに 第二節 『日本永代蔵』と茶の湯 第三節 巻三の三「世はぬき取の観音の眼」と「目利き」 第四節 巻四の二「心を畳込古筆屛風」と「目利き」 第五節 おわりに |
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第六章 『西鶴名残の友』巻五の六「入れ歯は花の昔」にみる茶の湯文化 |
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第一節 はじめに 第二節 「入れ歯は花の昔」にみられる茶道観 第三節 西鶴周辺の「わび茶」環境 第四節 おわりに |
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第七章 西鶴と「わび」 |
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第一節 はじめに 第二節 「わび」とは何か 第三節 西鶴の「わび」 第四節 おわりに |
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終章 |