タイトルコード |
1000100185107 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ジョルジュ・スーラ |
書名ヨミ |
ジョルジュ スーラ |
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点描のモデルニテ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坂上 桂子/著
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著者名ヨミ |
サカガミ ケイコ |
出版地 |
国立 |
出版者 |
ブリュッケ
星雲社(発売)
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出版年月 |
2014.6 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-434-19349-1 |
ISBN |
4-434-19349-1 |
数量 |
320p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
723.35
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個人件名 |
Seurat George Pierre |
注記 |
文献:p307〜320 |
内容紹介 |
ジョルジュ・スーラは短い生涯において、ひたすら点描を探求し続け、点描を通して「モデルニテ(現代性)」を表現しようとした。スーラが創始し駆使した点描について考察し、彼の芸術を再考する。 |
著者紹介 |
東京都出身。早稲田大学文学学術院教授。博士(文学)。著書「夢と光の画家たち」で芸術選奨文部科学大臣新人賞<評論部門>受賞。ほかに「西洋美術の巨匠ベルト・モリゾ」など。 |
目次タイトル |
序論 |
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第1章 点描の創造-光の描写としての点描 |
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1 点描の着想 2 点描の源泉としての科学的理論 3 初期作品における筆触の特徴 4 大画面作品における筆触の特徴 5 スーラの点描における光彩表現の特徴-モネとの比較から |
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第2章 点描の生成-海景画に見る点描の展開 |
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1 スーラの海景画 2 グランカン 3 オンフルール 4 ポール・アン・ベッサン 5 ル・クロトワ 6 グラヴリーヌ 7 海景画と現代的ライフスタイル |
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第3章 点描の完成-オンフルール海景画をめぐって |
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1 《停泊所の一隅、オンフルール》 2 オンフルールにおける制作状況 3 パリへ戻ってからの制作状況 4 オンフルール海景画の点描 5 デッサンと点描 |
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第4章 点描の楽園-もうひとつのシテール島としての《グランド・ジャット島》 |
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1 《アニエールの水浴》から《グランド・ジャット島》へ 2 《グランド・ジャット島》-登場人物と主題をめぐる多様な解釈 3 一九世紀絵画における「楽園」の主題 4 シテール島としての《グランド・ジャット島》 5 祝祭日としての《グランド・ジャット島》 6 点描の楽園 |
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第5章 エッフェル塔と点描の美学-光からユートピアの表象へ |
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1 エッフェル塔 2 スーラの《エッフェル塔》 3 初期作品に見る建築、土木、産業施設への興味 4 印象派、新印象派が描く建築、土木、産業施設の主題 5 点描の構造-調和と科学 6 ユートピアの表象としての点描 |
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第6章 白粉をつける女-白粉と点描のアナロジー |
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1 《白粉をつける若い女》 2 化粧の図像の系譜-マネと一八世紀ロココの源泉 3 同時代の化粧図-モリゾ、カサット、シニャック 4 流行の造形-アール・ヌーヴォー・ジャポニスム 5 コマーシャル・アートとアングルの伝統 6 点描のメタファーとしての白粉 |
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第7章 サーカス-ショーの幕引き |
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1 エンターテインメントの主題 2 エンターテインメントを描く点描 3 サーカスの描かれた前後をめぐる状況 4 新しい造形を求めて 5 ショーの終わり、幕引き |
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第8章 シニャック作《フェリクス・フェネオンの肖像》-新印象派を超えて |
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1 F・Fの肖像 2 ポール・シニャック 3 シニャックの点描 4 《フェリクス・フェネオンの肖像》とシャルル・アンリ 5 《フェリクス・フェネオンの肖像》とスーラの点描 6 新印象派を超えて |
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結論 |