タイトルコード |
1000100193089 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
<高卒当然社会>の戦後史 |
書名ヨミ |
コウソツ トウゼン シャカイ ノ センゴシ |
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誰でも高校に通える社会は維持できるのか |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
香川 めい/著
児玉 英靖/著
相澤 真一/著
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著者名ヨミ |
カガワ メイ コダマ ヒデヤス アイザワ シンイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新曜社
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出版年月 |
2014.7 |
本体価格 |
¥2300 |
ISBN |
978-4-7885-1395-2 |
ISBN |
4-7885-1395-2 |
数量 |
4,226p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
372.107
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件名 |
日本-教育
高等学校
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内容紹介 |
誰もが高校に行くことが当たり前の時代。それはいかにして可能になったのか。その結果、日本社会に何が起きたのか。戦後高校教育の拡大過程を緻密なデータ分析によって丹念にたどり、その多様なダイナミズムを明らかにする。 |
著者紹介 |
1976年生まれ。香川県出身。東京大学社会科学研究所特任助教。 |
目次タイトル |
序章 今、なぜ「誰でも通える社会」について考えるのか |
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<高卒当然社会>の成立 本書の学術研究上の意義について |
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第1章 新制高等学校黎明期から見る高校教育機会の提供構造 |
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1 全国一律の「高校」という制度 2 高校教育提供構造の地域性 3 高校教育における教育機会の平等とは 第1章のまとめ |
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第2章 一九六〇年代の高校教育拡大は何をもたらしたのか |
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1 第一次ベビーブーマーの高校進学が与えたインパクト 2 高校進学率の上昇は、高卒学歴の持つ意味をどう変えたのか? 3 「誰でも高校に通える社会」はなぜ可能となったのか? 第2章のまとめと地域性への問いの展開 |
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第3章 高校教育機会の提供構造の地域的布置と類型化 |
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1 地域によって異なる私立高校依存度 2 都道府県の類型化 3 各類型の特徴と高校の威信構造における地域性 第3章のまとめ |
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第4章 各都道府県のケーススタディ(1)中庸型 |
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はじめに 中庸型の三県(静岡県・香川県・兵庫県)の検討 1 静岡県 2 香川県 3 兵庫県 中庸型クラスターのケーススタディのまとめ |
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第5章 各都道府県のケーススタディ(2)公立拡張型 |
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1 徳島県 2 愛知県 公立拡張型クラスターのケーススタディのまとめ |
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第6章 各都道府県のケーススタディ(3)私立拡張型 |
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1 宮崎県 2 山形県 3 群馬県 私立拡張型クラスターのケーススタディのまとめ |
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第7章 各都道府県のケーススタディ(4)大都市型 |
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1 大阪府 2 神奈川県 ケーススタディによる四つのクラスターの検討のまとめ |
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第8章 拡大した高校教育のその後 |
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はじめに 1 生徒減少期における私学率の規定要因の変化 2 特徴的な県の検討(1) 3 特徴的な県の検討(2) 第8章のまとめ |
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終章 人口減少期における<高卒当然社会>のゆくえ |
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高校教育機会の提供構造の将来像 |