タイトルコード |
1000100300482 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
老化という生存戦略 |
書名ヨミ |
ロウカ ト イウ セイゾン センリャク |
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進化におけるトレードオフ |
叢書名 |
日評ベーシック・シリーズ
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
近藤 祥司/著
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著者名ヨミ |
コンドウ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2015.7 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-535-80654-2 |
ISBN |
4-535-80654-2 |
数量 |
11,222p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
491.358
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件名 |
老化
進化論
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注記 |
文献:p189〜206 |
内容紹介 |
「老化」は、なぜ進化の過程で除去されてこなかったのか。病気を進化的視点から取り上げるダーウィン医学と老化医学の融合をはかり、進化のかげで人類が受け入れた、老化という「トレードオフ」の可能性をさぐる。 |
著者紹介 |
京都大学医学部卒。同大学附属病院高齢者医療ユニット・糖尿病内分泌栄養内科、医学博士。日本基礎老化学会理事、日本老年医学会代議員などを務める。著書に「老化はなぜ進むのか」など。 |
目次タイトル |
第1章 老化先進国日本の直面する老化の多様性 |
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1.1 「老化とは死にやすくなること」 1.2 オスラーの洞察 1.3 老化先進国日本を悩ませる老化の多様性 1.4 6人の盲人とゾウ 1.5 7人目の視点 |
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第2章 臓器老化 |
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2.1 「老化とともに血管は硬くなる」 2.2 血管だけではなく、内臓も硬くなる 2.3 内臓がスカスカになる 2.4 正常の欠乏-ホルモン 2.5 内臓以外もスカスカになる |
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第3章 人類進化上、最大のイベント |
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3.1 人類の進化と緩やかな寿命延長 3.2 人類が2足歩行により獲得した多くの利点 3.3 2足歩行により可能となったヒトの人口戦略 3.4 2足歩行と体の巨大化のもたらしたトレードオフ 3.5 プログラムされなかった50歳以降 |
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第4章 ヒトは細胞とともに老化する |
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4.1 個体老化と細胞老化の接点 4.2 テロメアと細胞老化 4.3 テロメラーゼのもうひとつの機能 4.4 テロメア長はヒト加齢性疾患とも相関する |
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第5章 酸化ストレス仮説からみえてきたミトコンドリアの正体 |
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5.1 酸化ストレス仮説の誕生 5.2 酸化ストレス仮説からミトコンドリア仮説へ 5.3 ミトコンドリア仮説の検証、そしてミトコンドリアはどこからきたのか 5.4 ミトコンドリアの品質の問題か 5.5 ヒトにおける抗酸化力獲得のためのFOXOの進化 5.6 同じネズミでも長寿と短命の違い 5.7 HIF-1活性化戦略 5.8 なぜミトコンドリアはアポトーシスに関与するのか 5.9 「ミトコンドリア仮説MFRTA」も老化する?-ミトホルミーシスの発見 5.10 ミトコンドリア由来酸化ストレスは善か悪か |
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第6章 細胞老化は必要悪か |
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6.1 高齢者とがん 6.2 老化しない細胞-がん 6.3 ランゲ博士の予言 6.4 テロメア非依存性細胞老化の存在 6.5 「ストレス細胞老化」-がん抑制のためのトレードオフ 6.6 「がんと老化仮説」-論争から決着へ |
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第7章 細胞周期老化仮説 |
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7.1 細胞周期のエンジンとブレーキ 7.2 チェックポイントとがん抑制遺伝子 7.3 2大がん抑制遺伝子経路 7.4 守護神p53 7.5 Ink4の進化上の違い 7.6 がん特有の代謝-ワールブルグ効果とFAS代謝 7.7 老化とともに蓄積するDNA障害 7.8 チェックポイントBubR1遺伝子と老化 7.9 スーパーp53長寿マウス 7.10 マウス個体でのテロメアとp53の関係 |
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第8章 退化した再生力と再生医療 |
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8.1 進化上退化した再生能力 8.2 iPS細胞と他の幹細胞 8.3 幹細胞の老化 8.4 p16Ink4と幹細胞老化 8.5 エピジェネティックスと老化 8.6 パラビオシス |
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第9章 慢性炎症 |
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9.1 過剰な免疫(アレルギー)と免疫老化inflamm‐aging 9.2 SASP 9.3 慢性炎症による老化細胞蓄積と抗アポトーシス作用 9.4 肝臓での慢性炎症とp53 |
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第10章 カロリー制限仮説 |
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10.1 カロリー制限による寿命延長 10.2 長寿遺伝子Sir2の発見 10.3 サーチュインを活性化する物質レスベラトロールの発見 10.4 サーチュイン・レスベラトロールの最新の論争 10.5 ヒトでもカロリー制限は有効か-小太り効果について 10.6 サーチュインによる長寿効果 10.7 サーチュインの多彩な生理機能-SIRT6を中心に 10.8 カロリー制限のもうひとつの標的-AMPキナーゼとTORキナーゼ |
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第11章 飢餓の記憶と現代の飽食 |
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11.1 進化上、カロリー制限はどのような意味をもつのか 11.2 DOHaD学説 11.3 肥満と進化 11.4 ミトコンドリア自身の進化 |
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第12章 老化のペースメーカー |
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12.1 臓器が寿命を決定する? 12.2 脳の進化 12.3 ホルモンが寿命を制御する 12.4 草食の代償として-腸内細菌とのトレードオフ 12.5 脂肪組織と寿命 12.6 ヒトは骨? |
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第13章 加齢性疾患(生活習慣病)と老化 |
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13.1 腰痛-2足歩行のもたらしたもうひとつのトレードオフ 13.2 高血圧-2足歩行で重力に対抗するために 13.3 高血圧-陸上生活とのトレードオフ 13.4 高血圧-出アフリカとのトレードオフ 13.5 高血圧-日内リズムとのトレードオフ 13.6 アンジオテンシン変換酵素(ACE)とアルツハイマー病とアポリポタンパク 13.7 心臓病の起源 13.8 細菌共生の代償として-萎縮性胃炎 13.9 陸上生活の代償として-COPD 13.10 顔面の変化と睡眠時無呼吸 13.11 がんも生活習慣病 13.12 出アフリカの代償として-骨粗鬆症 |
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第14章 これからの老化学 |
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14.1 再びホルミーシスについて 14.2 老化細胞の除去 14.3 性差による寿命差と生殖細胞 14.4 プログラム細胞老化 14.5 パレオファンタジーと現代人の進化 |