タイトルコード |
1000100307384 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日米体育交流に関する実証的研究 |
書名ヨミ |
ニチベイ タイイク コウリュウ ニ カンスル ジッショウテキ ケンキュウ |
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アマースト方式の導入と日本近代体育の成立 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大櫃 敬史/著
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著者名ヨミ |
オオビツ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
学文社
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出版年月 |
2015.8 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7620-2557-0 |
ISBN |
4-7620-2557-0 |
数量 |
10,236p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
780.21
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件名 |
体育-歴史
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個人件名 |
Leland George Adams |
内容紹介 |
米国のアマースト大学で考案された体育は、リーランド博士によって日本に導入された。彼は体育の指導を通して何を日本に伝えようとしたのか、彼の離日後の体育はどうなったのかを解明し、宗教と近代体育の問題にも言及する。 |
目次タイトル |
序章 ボストン体操学校(A Gymnastic School in Boston)の設立過程(1825〜28年)-ニューイングランドにおけるドイツ体操導入の試み- |
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第1節 ボストン体操学校の設立構想 第2節 「ボストン公立体操場」設立請願書の起草(1826年6月26日) 第3節 ボストン体操学校の開設 第4節 ドイツ体操の推進-A Treatise on Gymnasticks,taken chiefly from the German of F.L.Jahn(Charles Beck,1828)出版の意義 第5節 ボストン体操学校の意義と限界 |
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第1章 リーランド招聘に関する経緯-アマースト大学所蔵文書の分析を中心として- |
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第1節 アマースト大学所蔵シーリー文書について-田中不二麿よりシーリー教授宛て書簡 第2節 日本側教育関係者(田中不二麿・目賀田種太郎)のアメリカでの活動 第3節 アマースト大学体育学科の成立(1860〜80年) 第4節 リーランド招聘に至る経緯 第5節 リーランド招聘がわが国にもたらしたもの |
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第2章 文部省雇教師G.A.リーランドの滞日書簡-日本近代体育の一断面- |
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第1節 リーランド来日後の教育(体育)活動 第2節 リーランドからヒッチコック博士宛ての書簡(1880年8月3日付書簡) 第3節 人体測定学(Anthropometry)の導入 第4節 リーランドの滞日書簡から読みとれるもの |
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第3章 「本邦体育ニ関スル事項取調方米国公使ヨリ照会一件」(1890年)について-アマースト体育の日本における浸透の行方- |
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第1節 米国政府(教育省・内務省)から「日本の体育に関する情報」についての調査依頼 第2節 米国政府の要請に対する日本側政府(外務省・文部省)の回答 第3節 リーランド帰国から明治20年代前半におけるわが国体育の動向について 第4節 アマースト体育の日本における浸透 |
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第4章 坪井玄道の米国体育視察(1902年5月〜6月)-わが国近代体育の更なるアイデアを求める旅- |
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第1節 坪井玄道の米国訪問 第2節 ボストンのジャーナルに掲載された「坪井玄道」 第3節 留学報告-日本近代体育の更なるアイデアを求める旅の総括 第4節 坪井玄道の米国訪問が意味するもの |
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第5章 アメリカン・ボード日本ミッションの活動と日本近代体育の成立-来日アメリカ人宣教師関係文書を手がかりとして- |
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第1節 アメリカン・ボードによる日本宣教と体育の開始 第2節 日本の先駆となったアマースト・グループにおける体育 第3節 アマースト・グループと札幌農学校との結びつき 第4節 アメリカン・ボード日本ミッションの活動がわが国の近代体育にもたらしたもの |
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第6章 G.A.リーランドとアメリカン・ボード-来日米国人宣教師文書及びリーランド書簡(1880年10月17日付)の分析を通して- |
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第1節 アマースト大学とアメリカン・ボードの結びつき 第2節 お雇い外国人教師リーランドの任免を巡るアメリカン・ボードの関与 第3節 リーランドの明治日本への関心-「キリスト教布教の実態」に関する報告〜「日本からの個人的な親しみのこもった手紙」(1880年10月17日付) 第4節 S.E.ヘリックとリーランド 第5節 G.A.リーランドとアメリカン・ボードの関わり |
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第7章 アマースト大学における体操プログラムの実験的試み-会衆派ジャーナルにみる記事の分析を通して- |
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第1節 会衆派ジャーナルに掲載された記事 第2節 記事の内容とアマースト大学体操プログラムの特徴 第3節 会衆派の立場からみたアマースト体育の評価 |