タイトルコード |
1000100358303 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
病原菌と国家 |
書名ヨミ |
ビョウゲンキン ト コッカ |
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ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小川 眞里子/著
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著者名ヨミ |
オガワ マリコ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2016.2 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-8158-0826-6 |
ISBN |
4-8158-0826-6 |
数量 |
5,298,180p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
491.7
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件名 |
細菌学-歴史
感染症-歴史
衛生-イギリス
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注記 |
文献:巻末p11〜52 |
内容紹介 |
19世紀イギリス。数々の施策を経て国家医学から帝国医学へと至った公衆保健と、進化論を組み込みながら独自の展開を遂げた実験医学。それらの全体像と相互の関係を明らかにし、社会と医学の関係を問い直す。 |
著者紹介 |
東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。三重大学名誉教授。博士(学術)。著書に「甦るダーウィン」「フェミニズムと科学/技術」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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一 問題の所在と本書の視座 二 国家医学から帝国医学へ |
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第Ⅰ部 テムズ河 |
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第1章 変容するロンドンの暮らし |
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一 人口の急増と食糧問題・衛生問題 二 農芸化学の誕生と肥料の大量輸入 三 チャドウィックとファー 四 テムズ河の汚染 五 リービヒの発酵および伝染病理論 |
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第2章 屎尿の利用と衛生施策 |
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一 衛生政策に着手する 二 首都下水道委員会 三 ヴィクトリア時代を代表する大工事 四 資産としての屎尿 五 リービヒを担ぎ出したシティ 六 感謝状とその後 七 屎尿灌漑と病原毒素 |
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第Ⅱ部 漂う微生物の本性を追う |
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第3章 コンタギオンからジャームへ |
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一 産褥熱から病院熱へ 二 ボーダレス時代 三 リスターの化膿防止法と発酵研究 |
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第4章 病原菌理論の時代 |
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一 バードン-サンダーソンと生体解剖反対運動 二 進化論と病原菌 |
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第5章 ロンドン国際医学大会 |
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一 世界の名士が一堂に 二 微生物学の全面展開 三 真に国際的な会議 四 公衆衛生から国家医学へ 五 ロンドン国際医学大会の意義 |
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第Ⅲ部 スエズ運河 |
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第6章 コレラとスエズ運河 |
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一 一八八三年のエジプトにおけるコレラ流行の注目点 二 「コレラとコンマ菌に関するコッホの理論を論駁する」 三 スエズ運河をめぐる情勢 四 エジプトにおけるコレラの流行 五 フランスおよびドイツのコレラ調査団 六 ドイツとフランスの動静 |
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第7章 病原菌と帝国 |
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一 イギリスの反撃準備 二 クラインとギビースのコレラ調査 三 報告書の提出とローマ国際衛生会議 四 報告書検討委員会メモ 五 「論駁」の国内評価 六 医学は帝国の道具なり |
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終章 |
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一 団結して闘う医師たち 二 本書を振り返って |