タイトルコード |
1000100474156 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
黒海地域の国際関係 |
書名ヨミ |
コッカイ チイキ ノ コクサイ カンケイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
六鹿 茂夫/編
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著者名ヨミ |
ムツシカ シゲオ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-8158-0863-1 |
ISBN |
4-8158-0863-1 |
数量 |
10,408p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.04
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件名 |
国際政治
黒海
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内容紹介 |
西欧・ロシア・中東の狭間に位置し、つねに国際政治の焦点となる黒海。黒海地域の国際関係の構造を歴史や経済等の観点から分析し、各国・地域からの視点に加え、地域特有のイシューに焦点をあてることで、その特徴を解明する。 |
目次タイトル |
序章 |
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はじめに 1 黒海地域の地理的・歴史的概観 2 黒海地域の特徴-多様性,紛争,協力 3 今なぜ黒海国際政治なのか 4 黒海は一つの地域か 5 日本と黒海地域 |
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第Ⅰ部 黒海の地域性 |
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第1章 黒海国際関係の歴史的展開 |
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はじめに 1 近世までの黒海地域-一つの「地域」として 2 転換点としての18世紀後半-「オスマンの海」から「開かれた海」へ 3 19世紀前半のウィーン体制下の黒海地域 4 19世紀後半から第一次世界大戦前夜までの黒海地域 おわりに |
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第2章 20世紀黒海地域の国際政治 |
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はじめに 1 イギリスの覇権と欧州に開かれた黒海(1920年代) 2 外部世界に閉ざされる黒海(1933〜36年) 3 黒海をめぐる独ソの攻防(1936〜45年) 4 黒海をめぐる米ソ対立(第二次世界大戦直後) 5 黒海地域における二極構造の弛緩と冷戦の終焉(1948〜89年) おわりに |
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第3章 冷戦後の黒海国際政治 |
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はじめに 1 安全保障の真空をめぐる対立と協力(1990年代前半) 2 地域国際政治構造の転換(1990年代後半) 3 欧州化と二極化-現状維持勢力と現状変更勢力(2000年代前半) 4 黒海地域をめぐる欧米とロシアの対立(2005〜08年) 5 緊張高まる黒海地域-リセット,ウクライナ危機,露土対立(2009〜16年10月) おわりに |
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第4章 黒海地域の経済協力と国際経済関係 |
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1 黒海経済協力機構(BSEC) 2 各国経済の概況 3 失業,財政赤字,経常収支赤字 4 在外労働者の報酬・送金-黒海地域国際経済関係の焦点 5 域外経済関係と域内経済協力 |
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第Ⅱ部 域内国際関係 |
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第5章 ロシアの政治変動と外交政策 |
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はじめに 1 体制転換の中での模索 2 NATO拡大の余波とロシアの対応 3 対米政策としての黒海地域政策 おわりに |
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第6章 トルコの政治変動と外交政策 |
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はじめに 1 歴史的関係 2 AKP政権のトルコと黒海地域-多元外交,貿易・人の移動,エネルギー おわりに |
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第7章 ウクライナの政治変動と外交政策 |
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はじめに 1 ウクライナにおける政治変動と外交 2 ウクライナ外交における黒海地域 3 ウクライナ危機 おわりに |
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第8章 南コーカサスの政治変動と外交政策 |
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はじめに 1 南コーカサス三国の概要と外交志向 2 黒海地域における南コーカサスの国際関係 おわりに |
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第9章 バルカンの政治変動と外交政策 |
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はじめに 1 バルカンはどう理解すべきか 2 「東方問題」の過去 3 「東方問題」の現在 おわりに |
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第Ⅲ部 黒海地域の主要課題 |
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第10章 長期化する紛争と非承認国家問題 |
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はじめに 1 黒海地域におけるポスト冷戦時代の戦争・紛争 2 黒海地域でなぜ多くの紛争が発生するのか 3 黒海地域の紛争はなぜ長期化するのか 4 非承認国家問題の難しさ 5 人の移動 おわりに-黒海地域の平和を阻む複雑な地政学 |
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第11章 宗教とトランスナショナリズム |
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はじめに 1 黒海地域における宗教とトランスナショナリズム 2 トランスナショナリズムの触媒としての非承認国家 3 南オセチア・レニンゴル郡のジョージア人 4 沿ドニエストル北部のカトリック 5 クリミア・タタール おわりに |
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第12章 輸送・商品・エネルギーの経済関係 |
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はじめに 1 黒海経済圏の実像 2 世界の商品市場と黒海地域 3 ウクライナ危機後の黒海経済圏 おわりに |
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第13章 企業のトランスナショナリズム |
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はじめに 1 ロシアとウクライナの相互依存関係-安いガス輸入とトランジット 2 ガス輸入代金未払いの常習化とガス抜き取り問題 3 仲介会社の登場 4 ウクライナのガス部門とレント・シーキング 5 プーチン政権誕生後の展開 6 仲介会社の排除とその後 おわりに |
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終章 |
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はじめに 1 一つの地域としての黒海地域 2 紛争地帯としての黒海地域 3 地域「大国」ロシアとトルコ 4 国民国家と跨境性 5 今後の研究の方向性 |