タイトルコード |
1000100478483 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
篠屋宗礀とその周縁 |
書名ヨミ |
ササヤ ソウカン ト ソノ シュウエン |
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近世初頭・京洛の儒生 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長坂 成行/著
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著者名ヨミ |
ナガサカ シゲユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7629-3632-6 |
ISBN |
4-7629-3632-6 |
数量 |
11,292,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
121.53
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個人件名 |
宗礀 |
注記 |
篠屋宗礀年譜稿:p261〜284 文献:p285〜289 |
内容紹介 |
慶長・元和の儒者・宗礀の多彩な交際圏を探り、近世初期の京洛の学芸文事に、重要な足跡を残した文化人としてのすがたを明らかにする。併せて「多福文庫」印のある書物を紹介し、散逸した多福文庫の復元を試みる。 |
著者紹介 |
1949年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。奈良大学名誉教授。専攻分野は日本中世文学、とくに軍記物語。著書に「伝存太平記写本総覧」など。 |
目次タイトル |
第一章 宗礀探索の発端と資料 |
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一 『大雲山誌稿』多福の記事から 二 宗礀宛書翰の存在 三 宗礀の生没年 |
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第二章 五山僧との交流、漢和聯句会への参加 |
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一 玉仲宗琇からの書翰 二 惟杏永哲から詩会への招聘 三 鹿児島から剛外令柔の書翰 四 某休閑の宗礀宛書翰 五 近衛信尋邸での詩歌会 六 里村紹巴からの書翰 七 玄仲に『源氏物語』松風の書写を依頼 |
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第三章 宗礀と西洞院時慶・加藤清正 |
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一 西洞院時慶と下津棒庵 二 宗礀と加藤清正 三 宗礀の息甚蔵、伊達政宗を接待、および三宅亡羊『履歴』のこと 四 宗礀と西洞院時慶、その後 五 江湖散人【ショウ】子の加藤清正追悼文 六 無名子作、老野狐と余との問答 |
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第四章 宗礀と文英清韓 |
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一 文英清韓の履歴 二 清韓、宗礀作の詩編を称賛 三 文英清韓の宗礀宛書翰 四 清韓、伊勢の実家への書翰 五 清韓から長谷川左兵衛宛書翰 六 文英清韓のその後 |
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第五章 中院通勝の源氏講釈と浅井左馬助・烏丸光広 |
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一 中院通勝の『源氏物語』講釈と『源語秘訣』 二 源氏講釈と浅井左馬助 三 中院通勝の浅井左馬助宛書翰 四 京都での浅井左馬助 五 浅井左馬助と烏丸光広 六 宗礀と烏丸光広 七 藤原定家筆『十五首和歌』をめぐって 八 中院通勝の畊庵宛書翰 |
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第六章 宗礀と林羅山との交流 |
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一 林羅山、宗礀に寄する序 二 宗礀、林羅山を称える詩文 三 林羅山、宗礀叟に答ふ 四 林羅山、祖愽詩を和し、兼て宗礀に寄する詩 五 林羅山の宗礀宛礼状 |
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第七章 宗礀と智仁親王、漢籍講釈 |
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一 智仁親王の古典漢籍受講 二 宗礀、智仁親王に『孟子』・『史記』を講釈 三 『智仁親王詠草類 二』所収の漢詩について 四 元和二年北陸行の漢詩は宗礀作 |
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第八章 宗礀と中院通村 |
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一 堀河具世筆『八代集』をめぐって 二 中院通村補筆の『古今集』下巻と偏易 三 偏易の経歴と事績 四 中院通村と宗礀、古典籍をめぐって 五 烏丸光広の富士山詠をめぐる噂話と中院通村 六 前田利常、中院通村に『源氏抄』を所望 七 『桑華字苑』にみる宗礀父子の評 八 水宿子から宗礀宛書翰 九 加賀前田家からの書物と中院通村 十 『泰重卿記』にみえる宗礀 |
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第九章 宗礀の加賀行きと松永昌三・王国鼎 |
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一 松永昌三、宗礀の加賀行きに同行 二 『賀州行紀』について 三 『賀州行紀』の宗礀・昌三の漢詩 四 宗礀の菊花詩に和する松永昌三の詩文 五 王国鼎の宗礀宛書翰 六 王国鼎の事績 |
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第十章 松永昌三の『宗礀老生誄并叙』 |
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一 宗礀の死を惜しむ 二 資質・人格に優れ、若くして逸材たること 三 音曲を楽しむ 四 壮年に至り反省し、寸暇を惜しみ学問に専念する 五 六藝・百家を学ぶ 六 声望あり、講筵に受講者多し 七 特に儒学を教授する 八 詩作・文章・和歌に優れる 九 世俗の諸分野にも通暁 十 肥侯(加藤清正)に招かれ往還す 十一 肥侯没し、宗礀京に帰る 十二 加賀太守(前田利常)に招かれ、儒学を推奨する 十三 松永昌三、宗礀の加賀行きに随行、詩作などの薫陶に感謝 十四 疲労のため発病を恐れ、昌三帰京する 十五 宗礀、龍安に僧房を創建す。昌三、隠居家を訪い歓談 十六 宗礀、病に臥す 十七 宗礀、没す 十八 小括 |
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結び 篠屋宗礀の生涯 |
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附章 多福文庫について |
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一 「多福文庫」印をめぐって 二 多福文庫旧蔵書および宗礀が関係した典籍 |
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篠屋宗礀年譜稿 |