タイトルコード |
1000100560061 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦国期越前の領国支配 |
書名ヨミ |
センゴクキ エチゼン ノ リョウゴク シハイ |
叢書名 |
戎光祥研究叢書
|
叢書番号 |
14 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松浦 義則/著
|
著者名ヨミ |
マツウラ ヨシノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
戎光祥出版
|
出版年月 |
2017.10 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-86403-266-7 |
ISBN |
4-86403-266-7 |
数量 |
371,10p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
214.4
|
件名 |
福井県-歴史
|
内容紹介 |
戦国期を中心に、越前の領国支配に関するさまざまな問題を論じる。戦国期越前を特徴づけた内徳、それを給恩地の1つの重要な内容とした朝倉氏の知行制及び朝倉氏の領国支配の基本構造などを考察する。 |
著者紹介 |
1946年生まれ。広島大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学。福井大学名誉教授。共著に「福井県の歴史」など。 |
目次タイトル |
序章 朝倉氏の戦国大名化と名・内徳について |
|
第一節 朝倉孝景の地位 第二節 内徳の概要 第三節 織田荘の名と散田 |
|
第Ⅰ部 戦国期の朝倉氏領国 |
|
第一章 戦国大名朝倉氏領国と寺社領 |
|
はじめに 第一節 朝倉氏の寺社領安堵状 第二節 寺庵役の変化 第三節 作職進退権の承認 おわりに |
|
第二章 朝倉氏領国制下の府中両人 |
|
はじめに 第一節 府中両人の職掌と問題の設定 第二節 府中両人と惣社支配 第三節 府中両人と朝倉氏領国 おわりに |
|
第三章 戦国大名朝倉氏領国制下の寺庵・給人の所領支配について |
|
はじめに 第一節 在地給人の所領支配 第二節 織田寺玉蔵坊の所領支配 第三節 作職進退と指出 おわりに |
|
第四章 戦国大名朝倉氏知行制の展開 |
|
はじめに 第一節 朝倉氏の跡職給与 第二節 給恩地売買の禁止 第三節 百姓得分地の売買と「御判の地」 第四節 寺社領における「作職進退」 第五節 知行法の形骸化 おわりに |
|
第五章 朝倉氏領国制下の路次と関 |
|
はじめに 第一節 慈視院光玖と交通政策 第二節 朝倉氏の街道普請事業 第三節 越前の関の特質 第四節 朝倉氏の関と路次封鎖 第五節 領国内の関(役所)と関役 第六節 朝倉氏による間道封鎖 おわりに |
|
第Ⅱ部 戦国期越前の在地社会 |
|
第一章 越前国人堀江氏の動向について |
|
はじめに 第一節 堀江氏の登場 第二節 長禄合戦と堀江氏 第三節 堀江南郷石見守家と朝倉氏領国 第四節 「岡部系図」に現れる堀江氏 第五節 堀江景忠の反乱 おわりに |
|
第二章 中世後期の大野郡 |
|
はじめに 第一節 室町期の大野郡における斯波庶子義種系家臣 第二節 大野郡における二宮氏と義種系庶子家家臣 第三節 長禄合戦と大野郡司二宮信濃入道 第四節 応仁の乱と大野郡司二宮安兼 第五節 朝倉氏の大野郡司と府中 おわりに |
|
第三章 越前大野郡小山荘の市場について |
|
はじめに 第一節 越前大野郡小山荘の概要 第二節 永享一二年の小山荘田数諸済等帳 第三節 西小山郷の屋口と目代 第四節 井嶋郷の仮屋 第五節 井嶋郷仮屋の現地比定と小祠 第六節 市場の推移 おわりに |
|
第四章 中世越前の諸地域について |
|
はじめに 第一節 敦賀郡の特質 第二節 大野郡の特質 第三節 府中諸郡の特質 第四節 織田荘と織田荘朝倉氏一族 おわりに |
|
第五章 戦国期北陸地域における指出について |
|
はじめに 第一節 指出の意義 第二節 中世における所有権の社会的性格 第三節 敦賀郡江良浦の指出 第四節 南条郡河野浦の納所定文 第五節 敦賀郡山泉の納所定文 第六節 太良荘本所方における指出 おわりに |
|
第六章 柴田勝家の越前検地と村落 |
|
はじめに 第一節 池田荘水海の名と小村 第二節 勝家検地の実態 第三節 織田荘検地と村 おわりに |
|
終章 内徳と在地社会 |
|
第一節 戦国期の名と内徳 第二節 買得地安堵と給恩地売買 |