タイトルコード |
1000100564577 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
マカオの空間遺産 |
書名ヨミ |
マカオ ノ クウカン イサン |
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観光都市の形成と居住環境 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
是永 美樹/著
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著者名ヨミ |
コレナガ ミキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
萌文社
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出版年月 |
2017.10 |
本体価格 |
¥2300 |
ISBN |
978-4-89491-343-1 |
ISBN |
4-89491-343-1 |
数量 |
302p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
518.8
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件名 |
都市計画-歴史
マカオ-歴史
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注記 |
マカオの歴史年表:p46〜47 文献:p293〜299 |
内容紹介 |
マカオに都市が形成され始めた17世紀以降に描かれた古地図を経年的にみることで、マカオの都市形成を紐解く。また、その空間的な遺構がどのように解釈され、現代のマカオの都市空間のなかで継承されているのかを紹介する。 |
目次タイトル |
序章 マカオの歴史概略と都市空間の拡大過程 |
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1 高密観光都市「マカオ」とはどんな都市か 2 マカオの歴史概略 3 マカオ半島の都市空間の拡大過程 |
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1章 ポルトガル人が野望を託した「丘陵地」 |
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1 17世紀のマカオを描いた3枚の地図 2 防御システムの成立と建築的遺構として活用されている要塞 3 都市形成の基盤としての丘陵地-ポルトガルの都市との共通点- |
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2章 クリスチャンシティの形成とその文化的役割 |
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1 クリスチャンシティを示す2枚の地図 2 クリスチャンシティの特徴 3 聖パウロ学院に関する建築的考察と文化的考察 |
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3章 歴史的な空間遺構としてのオープンスペース |
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1 「PLAN DE LA VILLE DE MACAO」と「Planta Topographia da Cidade de Macao」 2 クリスチャンシティの街路網の成熟 3 「Largo/前地」の空間的特徴とオープンスペースとしての意義 4 クリスチャンシティの街路網の再生-歴史的空間遺構の再生/観光客と市民のための広場へ- 5 オープンスペースを彩るコブルストーン 6 市壁のなかの「チャイニーズタウン」の発展 |
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4章 クリスチャンシティに継承された歴史的建造物と路地の日常 |
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1 「PLANTA DA PENINSULA DE MACAU」 2 市壁崩壊後の市街地拡大 3 歴史的建造物の保存政策 4 市民生活を支える歴史的建造物の活用 5 内港の整備 6 路地の空間的な特徴と日常の風景 7 内港のにぎわい空間の再生 8 環境整備としての緑化政策 |
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5章 近代化を迎えたマカオの都市構成の変化 |
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1 「PLANTA da PENINSULA MACAU」と「PLANTA da CIDADE DE MACAU」 2 半島北部の市街地拡大-近代的な都市計画の登場 3 市街地拡大の痕跡をたどるバスルート 4 ラザロ地区の開発 5 塔石地区の文化ゾーン形成 |
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6章 沿岸部での大規模開発と新馬路 |
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1 「Planta Geral da Cidade e Novo Porto de Macau」 2 新馬路の建設によるクリスチャンシティの分断 3 新市街の近代化 |
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7章 観光都市へのあゆみ |
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1 新しい市街地への市民生活の拡大 2 「カジノ都市」へのはじまり 3 カジノ産業の発展と新たな埋立地への進出 4 中国へ返還後のマカオ人の野望の地へ 5 統合型リゾート観光地への生まれ変わりを目指すマカオの野望 6 埋立地を舞台にした国際的なイベント |
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終章 マカオの都市空間に継承された重層的な空間遺産と再生戦略 |
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1 都市形成から読み解くマカオの街路と街区の特徴 2 市街地拡大とオープンスペース、公園の補完的関係 3 都市空間の拡大と都市構成の特徴 4 居住環境向上のための歩行者空間の整備-歴史的空間遺構の復活- 5 横断的にみたオープンスペースの関係性 6 重層的な空間遺産を継承する高密な観光都市マカオの居住環境 |