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書誌情報サマリ

書名

小説とは何か? 

著者名 小谷 瑛輔/著
著者名ヨミ コタニ エイスケ
出版者 ひつじ書房
出版年月 2017.12


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91026/アリ 82/2102834901一般貸出中  ×

書誌詳細

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タイトルコード 1000100585506
書誌種別 図書
書名 小説とは何か? 
書名ヨミ ショウセツ トワ ナニカ
芥川龍之介を読む
叢書名 ひつじ研究叢書
叢書番号 文学編10
言語区分 日本語
著者名 小谷 瑛輔/著
著者名ヨミ コタニ エイスケ
出版地 東京
出版者 ひつじ書房
出版年月 2017.12
本体価格 ¥5600
ISBN 978-4-89476-889-5
ISBN 4-89476-889-5
数量 9,387p
大きさ 22cm
分類記号 910.268
個人件名 芥川 竜之介
内容紹介 「羅生門」をはじめとする芥川龍之介の代表作や、従来凡作と見なされてきた作品、「切支丹もの」などの作品群を取り上げ、その解釈や論点を更新。芥川作品が明るみに出そうとする、小説の成立条件にまつわる問題を考察する。
著者紹介 1982年兵庫県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。日本近代文学専攻。博士(文学)。富山大学准教授。
目次タイトル はじめに
一 小説とは何か 二 芥川を読むこと 三 文学理論と芥川の作品 四 語ることの暴力性と「弱い内面」 五 理智は敗北したのか 六 「百年の後」の芥川
第一章 不可能としての主題-「羅生門」「鼻」「酒虫」
一 芥川初期小説における語りと主題 二 「羅生門」における反語的修辞としての完結性 三 「鼻」の二転する語り 四 「酒虫」と寓話の不可能性 五 初期芥川的主題における逆説
第二章 作為を隠すという作為-「手巾」
一 「手巾」と演劇論 二 小宮豊隆とバーナード・ショー 三 バーナード・ショーと問題文芸論 四 型と臭味 五 長谷川先生の憂鬱
第三章 「小説」の条件と「人間」性-「芋粥」「或日の大石内蔵之助」
一 「人間」を描くということ 二 「芋粥」 三 「或日の大石内蔵之助」 四 「小説」の不可能性
第四章 「新技巧派」は「迷惑な貼札」か-「羅生門の後に」「饒舌」
一 芥川龍之介とは何者か 二 漱石と自然主義の「技巧」 三 「新技巧派」への接近/棄却 四 「饒舌」の二重性 五 大正七年以降の「新技巧派」
第五章 「新技巧派」の面目-「南瓜」
一 反真実性としての虚構性 二 虚構性の表徴 三 新技巧派の「真面目」 四 「西郷隆盛」、「黄粱夢」
第六章 告白の演技性と“探偵小説”-「開化の殺人」
一 探偵と「下等」な知性 二 北畠の演劇性 三 成立の過程と完成原稿 四 三つの「六月十二日」 五 語りの枠組みとキリスト教 六 一人称告白体と演劇性 七 「彼岸過迄」と「ゲダンケ」
第七章 成功する虚構のパラドックス-「龍」「蜜柑」
一 「龍」の自己言及性 二 現実化する虚構のアポリア 三 「蜜柑」の虚構性 四 自己表現を超えて
第八章 近代日本の知と回帰する狂気-「疑惑」
一 三つの時間と作品の謎 二 明治四十年代の実践倫理学者と「狂人」 三 回帰する「狂人」の時間 四 欠けた指 五 伝染する「疑惑」の力学 六 「理智」と「狂気」
第九章 「ボードレールの一行」の源流-「黒衣聖母」
一 多文化・多宗教の混淆 二 ウェルギリウス「アエネイアス」とダンテ「神曲」 三 ボードレール、ヴェルハーレン、上田敏、日夏耿之介 四 南蛮趣味とボードレール 五 「善悪一如」と「ボオドレエルの一行」
第十章 奇蹟と不可能-「きりしとほろ上人伝」「じゆりあの・吉助」 「尾生の信」「往生絵巻」「仙人」
一 芥川作品の一面性をめぐって 二 「神聖な愚人」の系譜 三 「尾生の信」 四 「往生絵巻」、「仙人」 五 奇蹟と不可能
第十一章 切実か、不真面目か-「神聖な愚人」とメタフィクション
一 切実か、不真面目か 二 芥川のメタフィクション作品 三 「葱」の「サンテイマンタリズム」 四 現実-虚構の階層構造の転倒 五 虚構の創造者としての「神聖な愚人」 六 「神聖な愚人」とメタフィクション
第十二章 可能性に賭けられた伝達-「<題未定>」と坂口安吾「文学のふるさと」
一 「文学のふるさと」が言及しているのは「<題未定>」の内容なのか 二 安吾の見た芥川の自筆原稿 三 「<題未定>」本文改変の形跡 四 遺稿編集の事情 五 最期の苦悩 六 可能性に賭けられた伝達



内容細目

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2017
2017
910.268 910.268
芥川 竜之介
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