タイトルコード |
1000100587250 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
双脚輪状文の伝播と古代氏族 |
書名ヨミ |
ソウキャク リンジョウモン ノ デンパ ト コダイ シゾク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
加藤 俊平/著
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著者名ヨミ |
カトウ シュンペイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
同成社
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出版年月 |
2018.1 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-88621-771-4 |
ISBN |
4-88621-771-4 |
数量 |
2,230p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
210.32
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件名 |
古墳
壁画
埴輪
図案-歴史
多氏
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注記 |
文献:p211〜223 |
内容紹介 |
沖縄の海に生息するスイジガイから生まれた文様、双脚輪状文について、呪術的側面から変遷過程を分析。さらに古代の水運や軍事を担った多氏系氏族の拠点を追いつつ、九州地方から東北地方南部まで伝播していく様相を描き出す。 |
著者紹介 |
1938年神奈川県生まれ。東海大学文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。 |
目次タイトル |
第1章 スイジガイと双脚輪状文 |
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第1節 スイジガイ製利器より生まれたスイジガイ釧 第2節 スイジガイの腹面構図より案出された双脚輪状文 第3節 スイジガイ・双脚輪状文の呪術的効能 第4節 本書の論証方法 |
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第2章 双脚輪状文研究の過程 |
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第1節 双脚輪状文研究の足跡 第2節 個別研究の問題点と課題 |
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第3章 壁画双脚輪状文の実態と特徴 |
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第1節 双脚輪状文考察上の前提事項 第2節 壁画双脚輪状文 |
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第4章 西日本型双脚輪状文形埴輪 |
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第1節 西日本型双脚輪状文形埴輪の概要 第2節 双脚輪状文形埴輪の観察 第3節 呪術的観点を加味した埴輪の特徴 |
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第5章 東日本型双脚輪状文形埴輪の特質 |
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第1節 西日本型の派生型としての東日本型 第2節 東日本型双脚輪状文形埴輪にみる諸形態 第3節 東日本型双脚輪状文形埴輪の分布とその背景 |
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第6章 神谷作101号墳の双脚輪状文形埴輪 |
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第1節 出土埴輪片の観察 第2節 文様の復元 第3節 文様の特徴 第4節 神谷作101号墳例成立の背景 |
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第7章 双脚輪状文の伝播の背景 |
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第1節 双脚輪状文の伝播に影響を及ぼした社会的背景と自然環境 第2節 豪族間の多角的交流 第3節 各豪族の地域基盤 第4節 磐井の乱 |
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第8章 多氏の東国への移住 |
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第1節 考古資料からみた中北部九州と東国との類似性 第2節 葬制における肥後と東国との類似 第3節 文献・神社・地名にみる肥国と東国 第4節 多氏の東国への移住 |
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第9章 東国の多氏について |
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第1節 東国と九州の「サク」地名と火君多氏 第2節 多氏同族の分布状況と各地域拠点の概要 第3節 多氏の分布上の特徴とその性格 第4節 古代氏族の広域展開とスイジガイ釧および双脚輪状文 |
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第10章 双脚輪状文考察にもとづく知見事項 |
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第1節 本書に通底する3つの事項 第2節 双脚輪状文の検討から見えてきたもの |