タイトルコード |
1000100679565 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
フロンティア軌道論で理解する有機化学 |
書名ヨミ |
フロンティア キドウロン デ リカイ スル ユウキ カガク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
稲垣 都士/著
池田 博隆/著
山本 尚/著
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著者名ヨミ |
イナガキ サトシ イケダ ヒロタカ ヤマモト ヒサシ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
化学同人
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出版年月 |
2018.12 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7598-1986-1 |
ISBN |
4-7598-1986-1 |
数量 |
9,165p |
大きさ |
24cm |
分類記号 |
431.1
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件名 |
分子軌道法
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内容紹介 |
有機化学の初学者向けテキスト。「電子の軌道」に基礎をおいた新しい「分子観」が身につくよう、軌道論を軸にして有機化学を首尾一貫して論理的に解説する。 |
著者紹介 |
1948年愛知県生まれ。中京大学客員教授。岐阜大学名誉教授。 |
目次タイトル |
序章 軌道論のすすめ |
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1章 構造と結合に関する軌道論 |
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1.1 原子と原子軌道について 1.2 原子を結びつける共有結合 1.3 共有結合はなぜ安定なのか 1.4 分子の形(構造)を決める要因 1.5 結合の極性とは 1.6 混成軌道のエネルギーと電気陰性度の関係 |
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2章 反応と機構に関する軌道論 |
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2.1 有機反応の基礎 2.2 軌道論による有機反応の考え方 2.3 二分子求核置換反応の軌道論 2.4 反応性の違いは何によって決まるか 2.5 選択性は何によって決まるか |
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3章 軌道論の基礎固め |
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3.1 電子の軌道 3.2 原子軌道 3.3 波の干渉と位相 3.4 軌道の相互作用 3.5 HOMO-LUMO相互作用(フロンティア軌道論) 3.6 結合に関して 3.7 軌道エネルギーに関して 3.8 分子軌道に関して 3.9 幾何構造(結合角) 3.10 反応性に関して 3.11 反応の選択性 3.12 軌道位相の連続条件と環式軌道相互作用 3.13 軌道の変形と軌道混合則 |
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4章 代表的な反応剤のHOMO,LUMO |
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4.1 酸化剤 4.2 還元剤 4.3 求核剤 4.4 求電子剤 4.5 有機金属反応剤 4.6 ホウ素反応剤 4.7 シモンズ-スミス反応剤 4.8 有機リン反応剤 4.9 芳香族求電子置換反応剤 |
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5章 HOMO,LUMOからみた有機反応 |
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5.1 酸・塩基とその反応 5.2 酸・塩基の強さとその支配因子 5.3 SN1反応-分子内反応 5.4 アルケンへの求電子付加反応(ハロゲン化水素化) 5.5 ハロゲン化水素化反応の選択性 5.6 ハロゲンの求電子付加反応 5.7 ヒドロホウ素化反応 5.8 カルボニル化合物への求核付加反応 5.9 共役ジエンの反応 5.10 共役ヘキサトリエンの反応 5.11 ベンゼンの安定性と芳香族化合物 5.12 芳香族求電子置換反応 5.13 ディールス-アルダー反応と還化付加反応 5.14 立体配座とアンチペリプラナー電子非局在化 5.15 シクロヘキサンの立体配座とアノマー効果 5.16 カルボン酸,エステル,アミド,ペプチドの立体配座 5.17 脱離反応-E2反応のトランス脱離 5.18 1,2-転位反応 5.19 光触媒反応 5.20 光反応-チミンの二量化 5.21 遷移金属-典型元素(炭素)間の結合 5.22 オレフィンメタセシス 5.23 クロスカップリング反応(鈴木-宮浦反応) |