タイトルコード |
1000100693098 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ライプニッツの数理哲学 |
書名ヨミ |
ライプニッツ ノ スウリ テツガク |
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空間・幾何学・実体をめぐって |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
稲岡 大志/著
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著者名ヨミ |
イナオカ ヒロユキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
昭和堂
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出版年月 |
2019.2 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-8122-1803-7 |
ISBN |
4-8122-1803-7 |
数量 |
10,272p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
410.1
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件名 |
数理哲学
幾何学
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個人件名 |
Leibniz Gottfried Wilhelm |
注記 |
文献:p245〜253 |
内容紹介 |
17世紀のドイツで幅広い分野で活躍したライプニッツ。法典改革、モナド論、論理計算の創始など、多岐にわたる彼の業績から幾何学研究に焦点を当て、ライプニッツ哲学の新しい解釈と現代的意義を提示する。 |
著者紹介 |
神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。同大学院人文学研究科研究員。専門はヨーロッパ初期近代の哲学、数学の哲学、ポピュラーカルチャーの哲学。 |
目次タイトル |
序章 哲学と数学の交差点に立つライプニッツ |
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第Ⅰ部 幾何学的記号法の数理哲学 |
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第1章 ライプニッツにおけるユークリッド幾何学の基礎 |
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1.1 永遠真理の条件 1.2 幾何学的概念の獲得について 1.3 ユークリッド幾何学の認識論的基礎 1.4 ユークリッド幾何学から幾何学的記号法へ 1.5 本章のまとめ |
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第2章 幾何学的記号法における対象の導入 |
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2.1 ライプニッツの概念構成論 2.2 幾何学における直観と抽象のジレンマ 2.3 幾何学的記号法における対象導入 2.4 幾何学的記号法における関係概念の役割 2.5 非ユークリッド幾何学の可能性 2.6 本章のまとめ |
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第3章 幾何学的記号法とはどのような幾何学か |
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3.1 幾何学的記号法の概念構成 3.2 変換概念について 3.3 決定方法概念について 3.4 幾何学的記号法の数学史的評価 3.5 本章のまとめ |
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第4章 無限小解析から幾何学的記号法へ |
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4.1 『光り輝く幾何学の範例』における変換概念 4.2 幾何学的記号法における二種類の点 4.3 幾何学的記号法における点と空間 4.4 無限小・最小者・点 4.5 変換概念の連続性 4.6 本章のまとめ |
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第5章 幾何学の哲学としての幾何学的記号法 |
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5.1 数学史の観点から見た幾何学的記号法 5.2 幾何学の哲学としての幾何学的記号法 5.3 本章のまとめ |
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第Ⅱ部 空間とモナドロジー |
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第6章 実体の位置と空間の構成 |
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6.1 モナドによる空間構成 6.2 中期哲学の空間構成論 6.3 実体の構成と分解 6.4 本章のまとめ |
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第7章 モナドロジー前史 |
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7.1 モナド概念の登場-第三の点としてのモナド 7.2 モナドと身体的部分 7.3 一性の原理としてのモナド 7.4 単純実体としてのモナドと合成実体 7.5 本章のまとめ |
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第8章 モナドロジーとはどのような哲学なのか? |
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8.1 一性の論証 8.2 単純性の論証 8.3 そもそもライプニッツは単純実体の存在論証を必要としたか? 8.4 何を何に還元するのか? 8.5 本章のまとめ |
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終章 哲学と数学の交差点の先へ |