タイトルコード |
1000100694944 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
井筒俊彦の比較哲学 |
書名ヨミ |
イズツ トシヒコ ノ ヒカク テツガク |
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神的なものと社会的なものの争い |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
バフマン・ザキプール/著
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著者名ヨミ |
バフマン ザキプール |
著者名原綴 |
Zakipure Baffman |
出版地 |
東京 |
出版者 |
知泉書館
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出版年月 |
2019.2 |
本体価格 |
¥5300 |
ISBN |
978-4-86285-291-5 |
ISBN |
4-86285-291-5 |
数量 |
24,307p |
大きさ |
23cm |
分類記号 |
120
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件名 |
東洋思想
比較哲学
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個人件名 |
井筒 俊彦 |
注記 |
文献:p273〜280 |
内容紹介 |
フーコーやサイード、アンリ・コルバンの考えを踏まえ、井筒俊彦の比較哲学を考察。井筒の学問に傾倒した著者が、来日して社会的・政治的事象との関連で井筒比較哲学を読み直した意欲作。 |
著者紹介 |
1984年テヘラン生まれ。東洋大学哲学専攻博士後期課程修了。放送大学と明治大学の非常勤講師。 |
目次タイトル |
序論 |
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第1節 本書の主題 第2節 近年の井筒理解の傾向と問題 第3節 本書の構成 第4節 井筒の形而上学を構成する問題系 |
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第Ⅰ部 比較哲学の本質とそれがもたらす結果 |
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第1章 比較哲学の目的と義務 |
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第2章 比較哲学の必然性と政治的・社会的基盤 |
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第1節 前近代における比較哲学 第2節 近代における比較哲学 |
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第3章 比較哲学に対する批判 |
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第1節 学問的な批判 第2節 政治的・社会的な批判 |
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第Ⅰ部の結び |
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第Ⅱ部 井筒比較哲学の意義 |
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第4章 「歴史を超える対話」への根拠 |
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第1節 第一の根拠 第2節 第二の根拠 第3節 第三の根拠 |
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第5章 井筒の歴史的方法論 |
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第1節 初期の『コーラン』研究 第2節 『意味の構造』の方法論 第3節 井筒の方法論重要性 |
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第6章 マッソン=ウルセルの比較哲学と井筒の方法論 |
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第1節 マギル大学での出会い 第2節 『スーフィズムとタオイズム』の論点 第3節 イスラーム哲学における「存在」の分別 第4節 『スーフィズムとタオイズム』執筆の動機 第5節 イスラーム哲学における「存在」の概念 第6節 神秘哲学における「存在」 第7節 井筒の比較哲学とマッソン=ウルセル |
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第7章「歴史を超える対話」とは何か |
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第1節 スフラワルディー哲学と「歴史を超える対話」 第2節 M領域に至る方法論としての「隠されたるものの開示」 |
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第Ⅱ部の結び |
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第Ⅲ部 神的なものと社会的なものの争い |
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第8章 井筒と政治 |
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第1節 個人的な特性 第2節 その思想の構造 第3節 日本人研究者の見解 第4節 イスラーム改革主義者との関係 |
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第9章 イスラーム改革主義者との関係 |
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第1節 井筒のアラビア語教師たちの影響 第2節 井筒とイランの知識人,シーア派ウラマーとの関係 |
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第10章 反対のオリエンタリズム |
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第1節 哲学者の政治的アプローチ 第2節 比較哲学の政治性に関する先行研究 第3節 オリエンタリズムと反対のオリエンタリズム |
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第11章 伝統復興と反対のオリエンタリズム |
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第1節 ナスル,井筒,コルバン 第2節 シャイガン,井筒,コルバン |
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第12章 イラン革命と井筒比較哲学 |
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第1節 井筒とコルバンの比較哲学における他者化 第2節 伝統と革命 |
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第Ⅲ部の結び |
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結語 |