タイトルコード |
1000100699863 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
<ブリュッケ>とその時代 |
書名ヨミ |
ブリュッケ ト ソノ ジダイ |
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個人主義と共同体のあいだで |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大森 淳史/著
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著者名ヨミ |
オオモリ アツシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
三元社
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-88303-482-6 |
ISBN |
4-88303-482-6 |
数量 |
406,15p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
702.34
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件名 |
芸術-ドイツ
表現主義(美術)
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注記 |
文献:p390〜402 |
内容紹介 |
20世紀初頭、ドイツで誕生した小さな芸術家グループ<ブリュッケ>。その活動形態や理念、「ドイツ表現主義」などとして位置づけられていく過程を、美術史に留まらず、アナーキズムを接点に思想史・文化史との関連から考察。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1部 個人主義と共同体のあいだで |
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第1章 芸術と生活の一体化 |
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「自由な団結(Vereinigung)」と「自由な芸術家」 希望に反した進学 建築の勉学が持つ意味 「自然民族」における芸術と生活の一体化 |
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第2章 芸術家グループとしての特質 |
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グループ結成当時のドレスデンの美術界 十九世紀の芸術家団体 <ブリュッケ>に直接影響を与えた可能性のある芸術家グループ <ブリュッケ>と併行する芸術家グループ |
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第3章 「芸術家グループ」としての戦略 |
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規約のない理想の共同体 <ブリュッケ>の名称をめぐって 「われわれの綱領」 『世俗を憎む(Odi Profanum)』 会員組織-「能動的会員」と「受動的会員」 展覧会 |
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第4章 <ブリュッケ>の木版画 |
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木版画への執着 木版画制作の開始時期 日本の多色刷り木版画との接触 世紀末の版画運助の影響 表現媒体としての木版画 |
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第5章 共同体体験 |
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「十五分間ヌード」-アトリエの親密で高揚した空気 都会を離れて 自然のなかの裸の人々 改革運動との同時代性 アナーキズムの影響 『ブリュッケ年代記』-プリミティヴ・アートとの関係の示唆と共同体の解消 |
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第2部 世紀転換期の文化批判と改革運動 |
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第6章 ニーチェ崇拝 |
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第7章 文化批判 |
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ポール・ド・ラガルド-民族的宗教と新たな貴族制 ユリウス・ラングベーン-民族の教育者としての芸術家 社会貴族主義-社会ダーウィニズムとニーチェの貴族主義との合体 「精神の貴族」と「精神の労働者」 |
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第8章 改革運動 |
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近代文明からの逃避と理想社会の夢想 入植運動-<新しき共同体>とアスコーナ 青年運動 裸体文化運動 |
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第9章 個人主義を超えて |
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個人主義的アナーキズムを超えて 工芸・建築における改革運動 |
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第3部 国民芸術か、頽廃芸術か |
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第10章 ドイツの「表現主義者」 |
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「表現主義者」、「ポスト-印象主義者」、<フォーブ(野獣たち)> ドイツにおける用語としての「表現主義者」 |
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第11章 ねじれた敵愾心と「ドイツ表現主義」 |
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「チューディ事件」-近代美術派館長の不運 『ドイツ人芸術家の抗議』-噴出した偏狭な敵愾心 『ドイツ人芸術家の抗議』への反発-近代美術派の反論にも民族主義の影 「表現主義」概念のゲルマン化 |
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第12章 国民芸術か、頽廃芸術か |
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第一次世界大戦前の表現主義と美術館 ヴァイマル時代における表現主義美術と美術館 受難の始まり 表現主義におけるドイツ的本質をめぐって |
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おわりに |