| タイトルコード |
1000100722094 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
ブラジル黒人運動とアフリカ |
| 書名ヨミ |
ブラジル コクジン ウンドウ ト アフリカ |
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ブラック・ディアスポラが父祖の地に向けてきたまなざし |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
矢澤 達宏/著
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| 著者名ヨミ |
ヤザワ タツヒロ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
慶應義塾大学出版会
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| 出版年月 |
2019.6 |
| 本体価格 |
¥5000 |
| ISBN |
978-4-7664-2596-3 |
| ISBN |
4-7664-2596-3 |
| 数量 |
5,256p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
316.862
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| 件名 |
黒人-歴史
ブラジル-歴史
人種問題-歴史
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| 注記 |
文献:p235〜250 |
| 内容紹介 |
境遇改善を模索する黒人たちは、父祖の地アフリカをどう位置づけてきたのか。19世紀〜1970年代のブラジルで黒人がみせてきた行動・言論・思想のいくつかの断面から、「黒人大国」の抱えるジレンマを読み解く。 |
| 著者紹介 |
1967年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学。上智大学外国語学部ポルトガル語学科教授。博士(法学、慶應義塾大学)。著書に「国際学入門」など。 |
| 目次タイトル |
序章 ブラック・ディアスポラ研究とブラジル |
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一 米州の「黒人大国」はアフリカをどうみてきたか 二 「ふるさとの地」アフリカへのさまざまな意識と「いまいる場所」ブラジルの影響 三 アフリカに対する姿勢を何に、どのようにみいだすか |
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第一章 一九世紀におけるブラジル黒人のアフリカ「帰還」-「帰郷か、解放か」をこえて |
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一 壁を作らなかった「帰還」民? 二 解放を主眼とする「帰還」との比較 三 「帰還」の背景・経緯・帰結 四 アフリカ「帰還」現象としての特徴-米国黒人のリベリア入植との比較から 五 ブラジル黒人の「帰還」の評価 六 むすび-さまざまな動機で目指した現実のアフリカ |
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第二章 二〇世紀前半のサンパウロにおける黒人運動の性格と動態 |
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一 黒人運動はなぜ生まれ、何を追い求めたのか 二 黒人運動の展開を再構成する 三 二〇世紀前半のサンパウロと黒人の置かれた状況 四 黒人運動の展開と動態 五 むすび-相違と対立をはらみつつ訴えたもの |
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第三章 二〇世紀前半の黒人新聞のなかのアフリカとブラック・ディアスポラ-「アフリカ性」の忌避 |
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一 アフリカとブラック・ディアスポラをどのようにとりあげたか 二 アフリカとブラック・ディアスポラに関する記事の分析-トピックの選定と論調にみられる傾向 三 黒人新聞のアフリカとブラック・ディアスポラに対する言及の評価 四 アフリカ志向性の希薄さ-外因説は妥当か 五 むすび-「アフリカ性」にみずから背を向けて |
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第四章 二〇世紀前半の黒人新聞の言説にみる人種とネイション-混血のブラジル人への執着 |
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一 差別・排除の弱さゆえの統合志向? 二 黒人も「人種民主主義」に感化されていたか 三 「人種の天国」言説と黒人を含む「ブラジル人」の構想-フレイレの議論の源流 四 「人種の天国」言説と差別体験の狭間で 五 黒人を中心的要素とするネイション像 六 むすび-「人種の天国」という壁、「混血のブラジル人」という拠りどころ |
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第五章 ブラック・アトランティックのなかのブラジル-アブディアス・ド・ナシメントの思想(一九六〇-七〇年代)におけるアフリカ志向とその背景 |
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一 ブラジルの黒人をアフリカと結びつける-どのように?なぜ? 二 国外の思想に触発された「抵抗・反抗するブラジル黒人」という見方 三 ブラジル黒人運動史のなかのアブディアス 四 アブディアスの思想におけるアフリカ志向とその意図 五 アフリカ志向の淵源をめぐって 六 むすび-アフリカ志向の根底にあった白人知識人への懐疑・反発 |
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終章 父祖の地をめぐって交錯する思惑 |
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一 一般的な時代状況の変遷による説明とその限界 二 「アフリカ性」のジレンマ-ブラジル固有の要因 三 残された空間と時間の隙間-これからの課題 四 ブラック・ディアスポラ研究への含意 |