タイトルコード |
1000100781033 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本のセーフティーネット格差 |
書名ヨミ |
ニホン ノ セーフティー ネット カクサ |
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労働市場の変容と社会保険 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
酒井 正/著
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著者名ヨミ |
サカイ タダシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-7664-2649-6 |
ISBN |
4-7664-2649-6 |
数量 |
18,331p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
364.3
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件名 |
社会保険
雇用
労働問題-日本
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注記 |
文献:p315〜331 |
内容紹介 |
誰が「皆保険」から漏れ落ちているのか。社会保険を中心とするセーフティーネットが直面している課題を、「就業」という切り口から検討。今後の改革のための指針をエビデンスをもとに模索する。 |
著者紹介 |
1976年生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(商学)号取得。法政大学経済学部教授。『日本労働研究雑誌』編集委員。 |
目次タイトル |
序章 日本の労働市場と社会保険制度との関係 |
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1 労働市場の変化を捉える二つの要素 2 わが国の社会保障制度の現状 3 各種の社会保険の概要とその背景 4 所得再分配の実際 |
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第1章 雇用の流動化が社会保険に突きつける課題1 |
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1 「皆保険」なのになぜ未納者がいるのか 2 未納はなぜ問題なのか 3 未納問題の解決策 |
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第2章 雇用の流動化が社会保険に突きつける課題2 |
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1 失業保険とは何か 2 雇用保険の仕組み 3 失業者は雇用保険によって救済されているか 4 失業給付は何の役に立っているのか 5 失業保険がもたらすその他の「モラルハザード」 6 雇用保険が抱える課題 |
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第3章 セーフティーネットとしての両立支援策 |
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1 仕事と育児の両立の現状 2 誰に子どもを預けているのか 3 保育園問題の現在 4 育児休業 5 本当に必要な両立支援策 |
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第4章 高齢者の就業と社会保険 |
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1 高齢者の就業を促進する政策 2 就業者の高齢化の「コスト」 3 労災保険のあり方 4 高齢者の就業に影響を与える家族要因 |
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第5章 社会保険料の「事業主負担」の本当のコスト |
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1 事業主が負担する社会保険料 2 「事業主負担」に対する経済学の考え方 3 事業主負担の転嫁の実際 4 事業主負担の帰着を把握することはなぜ重要なのか |
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第6章 若年層のセーフティーネットを考える |
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1 若年層の失業 2 烙印効果の検証 3 就労支援の問題 4 日本における若年雇用対策のあり方 |
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第7章 政策のあり方をめぐって |
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1 経済政策とEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング) 2 「複数のエビデンス」という問題 3 政策決定過程とエビデンス 4 社会保障政策のどの部分にエビデンスが活かされるべきか |
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終章 セーフティーネット機能を維持するために |