タイトルコード |
1000100792765 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ラオス競漕祭の文化誌 |
書名ヨミ |
ラオス キョウソウサイ ノ ブンカシ |
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伝統とスポーツ化をめぐって |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
橋本 彩/著
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著者名ヨミ |
ハシモト サヤカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
めこん
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-8396-0319-9 |
ISBN |
4-8396-0319-9 |
数量 |
286p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
785.5
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件名 |
ボート レース
祭り-ラオス
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注記 |
文献:p220〜228 ヴィエンチャン競漕祭関連年表:p276 |
内容紹介 |
ラオス・ヴィエンチャンの競漕祭を取り巻く歴史背景を紐解きながら、「伝統」と「スポーツ」の関係性、および競漕祭における「タイ」の関係性を分析。首都ヴィエンチャン競漕祭を事例としたラオス競漕祭の文化誌を描く。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。東京造形大学造形学部准教授。 |
目次タイトル |
序章 スポーツ人類学における競漕祭研究の意義と目的 |
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1.競漕祭における「伝統」と「スポーツ」 2.ヴィエンチャンの歴史・地理・文化背景 |
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第1部 フランス植民地政府の影響下で創造された競漕祭 |
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第1章 ラオス刷新運動期の競漕祭とスポーツ(1893年〜1945年) |
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1.ラオス・ナショナリズムの萌芽:ラオス刷新運動 2.ヴィエンチャンにおけるラオス刷新運動 3.考察:ラオス刷新運動期の競漕祭における「伝統」と「スポーツ」 |
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第2章 競漕祭に付随する儀礼と守護霊の召喚(1953年〜1964年) |
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1.アルシャンボーが記録した儀礼の分析(1953年) 2.儀礼における文言(守護霊の召喚句)の分析 3.考察:ラオス王国独立後の競漕祭と「スポーツ」の関係性 |
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第2部 王国から社会主義国へ移行した激動期の競漕祭 |
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第3章 伝統スポーツ概念の登場(1965年〜1974年) |
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1.《サート・ラーオ》新聞における競漕祭 2.「伝統」と「スポーツ」の接近 3.王族の参列による競漕祭の拡大 4.考察:「伝統スポーツ」という概念の登場 |
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第4章 団結と国家繁栄のための競漕祭(1975年〜1999年) |
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1.社会主義政権樹立直後の競漕祭を取り巻く情勢 2.《ヴィエンチャン・マイ》新聞から読み解く競漕祭 |
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第3部 21世紀の競漕祭における伝統論争 |
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第5章 伝統をめぐる地域間の駆け引きと舟に集約される「伝統」 |
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1.2000年のカテゴリー分化に関する伝統論争 2.競漕祭における舟の規定:舟に集約される「伝統」の形 3.伝統舟とフーア・スード(スポーツ舟)の分布 4.競漕祭に付随する儀礼 5.考察:21世紀の競漕祭における「伝統」と「スポーツ」 |
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終章 考察と展望 |