タイトルコード |
1000100846964 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
蜻蛉日記上巻前半部研究 |
書名ヨミ |
カゲロウ ニッキ ジョウカン ゼンハンブ ケンキュウ |
叢書名 |
新典社研究叢書
|
叢書番号 |
332 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
堤 和博/著
|
著者名ヨミ |
ツツミ カズヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新典社
|
出版年月 |
2020.10 |
本体価格 |
¥12500 |
ISBN |
978-4-7879-4332-3 |
ISBN |
4-7879-4332-3 |
数量 |
428p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
915.33
|
件名 |
蜻蛉日記
|
個人件名 |
藤原道綱母 |
内容紹介 |
「和歌を力に生きる」人であった藤原道綱母。夫・兼家との理想的な関係に贈答歌成立を求め、情緒が揺らげば道綱母の詠歌にも影響が出た。歌への信念を指標に、蜻蛉日記上巻前半部を読み解く。 |
著者紹介 |
1962年大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(文学)。徳島大学大学院社会産業理工学研究部教授。著書に「歌語り・歌物語隆盛の頃」など。 |
目次タイトル |
第一章 兼家からの求婚場面、「序段」(1 2番歌) |
|
第一節 上巻前半部の「序段」としての兼家からの求婚場面 第一節 補 第二節 兼家からの求婚歌到来の場面 第三節 上巻の兼家からの求婚と『うつほ物語』あて宮求婚譚 |
|
第二章 「返し、いと古めきたり」考(19 20番歌) |
|
第三章 兼家の噓の言い訳を求める道綱母の歌語り享受 |
|
第四章 桃の節供の翌日の贈答歌の場面(29〜31番歌) |
|
第一節 桃の節供の折を逸した贈答歌 第二節 桃の節供の日とその翌日の場面 |
|
第五章 道綱母と時姫の二組の贈答歌(34 35番歌、41 42番歌) |
|
第六章 離婚状態になった時の道綱母の歌(40番歌) |
|
第七章 離婚状態を脱した時の贈答歌(43〜45番歌) |
|
第八章 46〜48番の贈答歌の場面を中心とした考察 |
|
第九章 49〜52番の二組の贈答歌の場面を中心とした考察 |
|
第十章 「さ夜ふけてかくやしぐれのふりは出づ」兼家に対する道綱母 |
|
第十一章 「若き御心(心地)に」考 |
|
第十二章 道綱母と兼家の長歌贈答をめぐる考察(58〜64番歌) |