タイトルコード |
1000100920252 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代の仏教者と山林修行 |
書名ヨミ |
ニホン コダイ ノ ブッキョウシャ ト サンリン シュギョウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小林 崇仁/著
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著者名ヨミ |
コバヤシ ソウジン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版(発売)
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出版年月 |
2021.8 |
本体価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-585-31003-7 |
ISBN |
4-585-31003-7 |
数量 |
17,605,24p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
182.1
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件名 |
仏教-日本
修行
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内容紹介 |
奈良時代から平安時代初期における仏教者の山林修行について、仏教学の立場から論述。泰澄、報恩ら山林修行を実践した9名の事績を考察すると共に、山林修行の形態・様相を描き出し、日本古代の山林修行の総体を明らかにする。 |
著者紹介 |
1973年長野県生まれ。大正大学大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(仏教学)。蓮花寺佛教研究所研究員、真言宗智山派平福寺住職。 |
目次タイトル |
序論 |
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一、本書の視座と課題 二、本書の方法と構成 |
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第一部 山林修行の先駆者たち |
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第一章 泰澄 |
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はじめに 一、問題の所在 二、泰澄に関する別伝 三、泰澄の人物像 おわりに |
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第二章 報恩 |
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はじめに 一、報恩の動向 二、奈良期における報恩の位置 おわりに |
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第三章 満願 |
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はじめに 一、満願の足跡とその特徴 二、八世紀における神宮寺建立の一背景 おわりに |
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第二部 朝廷による山林修行者への信仰と支援 |
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第一章 施暁 |
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はじめに 一、施暁の事績 二、梵釈寺造営の経緯 三、「施暁の奏上」と「梵釈寺造営の詔勅」 四、桓武期の仏教政策と梵釈寺 五、梵釈寺の機能 おわりに |
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第二章 玄賓 |
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はじめに 一、玄賓の生涯 二、嵯峨天皇よりの殊遇の状況 三、嵯峨天皇親書よりみた玄賓の人物像 おわりに |
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第三章 聴福 |
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はじめに 一、聴福の事績 二、玄賓との共通点 おわりに |
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第三部 山林修行者による社会的実践行 |
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第一章 勝道 |
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はじめに 一、『勝道碑文』のテキスト 二、勝道の略歴 三、日光山登頂を試みるまでの青少年期 四、日光山山頂をめざした登頂期 五、南湖畔に神宮寺を建て住した修行期 六、その後の利他弘道期 おわりに |
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第二章 徳一 |
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はじめに 一、徳一の事跡 二、菩薩の種々相 三、徳一の菩薩行 おわりに |
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第三章 勤操 |
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はじめに 一、誕生・幼少期 二、修行期 三、小結-誕生から修行期- 四、賜度者-桓武天皇の看病- 五、御斎会 六、僧綱-律師・少僧都・大僧都- 七、造東寺所別当・造西寺所別当 八、川原寺別当 九、小結-朝廷との関わり- 十、三千仏名 十一、法華八講 十二、文殊会 十三、築池事業 十四、小結-利他行への展開- おわりに |
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第四部 山林修行の種々相 |
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第一章 斗藪 |
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はじめに 一、勝道・徳一・空海、三者の共通点 二、日本古代における斗藪とは-三者の事跡を通じて- おわりに |
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第二章 乞食と蔬食 |
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はじめに 一、乞食 二、蔬食 三、「乞食」「蔬食」は山林修行の資糧たり得たか おわりに |
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第三章 道俗相集 |
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はじめに 一、山林寺院の「道俗相集」なる状況 二、山林にて活動する仏教者たち-『日本霊異記』を中心に- 三、山林修行の諸相 おわりに |
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結論 |
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一、本書の概要 二、古代における山林修行の意義 おわりに |