タイトルコード |
1000100934448 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
曲率とトポロジー |
書名ヨミ |
キョクリツ ト トポロジー |
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曲面の幾何から宇宙のかたちへ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河野 俊丈/著
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著者名ヨミ |
コウノ トシタケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2021.10 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-13-062928-7 |
ISBN |
4-13-062928-7 |
数量 |
8,315p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
414.7
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件名 |
曲面
トポロジー
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注記 |
文献:p304〜307 |
内容紹介 |
変換群の考え方を明確にしながら、曲率と幾何構造、トポロジーを題材に、具体例と図版を交えながらていねいに解説。ユークリッド「原論」からポアンカレ予想、ブラックホールの幾何学など、幾何学の世界を一望する。 |
著者紹介 |
1955年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。同大学名誉教授。明治大学総合数理学部教授。理学博士。著書に「反復積分の幾何学」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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0.1 地球を測る 0.2 球面上の幾何学 0.3 合同変換 |
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第1章 曲線の曲率 |
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1.1 平面曲線のパラメータ表示 1.2 平面曲線の曲率 1.3 空間曲線の曲率と捩率 |
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第2章 曲面の計量と曲率 |
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2.1 2変数関数の微分 2.2 曲面のパラメータ表示と計量 2.3 曲面の法線ベクトルと曲面積 2.4 ガウス曲率と平均曲率 2.5 ガウス写像と曲率 2.6 ガウス曲率が一定の曲面 2.7 極小曲面 |
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第3章 曲面上の幾何学 |
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3.1 曲面上の測地線の方程式 3.2 ベクトル場の共変微分と平行移動 3.3 平面領域の微分形式とその外微分 3.4 ガウスの基本定理とその証明 3.5 ガウス・ボンネの定理 3.6 平行移動とガウス曲率 |
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第4章 平面幾何から非ユークリッド幾何学へ |
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4.1 ユークリッド『原論』 4.2 非ユークリッド幾何学の発見 4.3 内在的幾何学 |
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第5章 双曲幾何学 |
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5.1 双曲面とポアンカレ円板 5.2 双曲幾何学の上半平面モデル 5.3 双曲平面の等長変換 5.4 測地三角形の面積 5.5 双曲平面の三角法 5.6 非ユークリッド幾何学のモデル |
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第6章 変換群と時空の幾何学 |
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6.1 ガリレイ変換 6.2 ローレンツ変換 6.3 特殊相対論 |
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第7章 多様体への入門 |
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7.1 可微分多様体の定義 7.2 多様体の接空間 7.3 多様体上の写像の微分 7.4 多様体上のベクトル場 7.5 リーマン計量 7.6 変換群と被覆空間 |
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第8章 多様体上の微分形式 |
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8.1 Rnの領域上の微分形式 8.2 多様体の接ベクトル束 8.3 ベクトル束 8.4 徴分形式とその外微分 8.5 微分形式の性質 8.6 多様体のコホモロジーとストークスの定理 |
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第9章 接続と共変微分 |
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9.1 ベクトル場の共変微分 9.2 ベクトル束の接続 9.3 テンソル場とその共変微分 9.4 一般リーマン多様体の接続 9.5 平行移動と測地線 |
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第10章 多様体の曲率テンソル |
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10.1 リーマン曲率テンソル 10.2 ベクトル束の曲率形式 10.3 2次元リーマン多様体のガウス曲率 10.4 断面曲率 10.5 リッチ曲率とスカラー曲率 10.6 ビアンキ等式とアインシュタインテンソル 10.7 部分多様体の曲率 10.8 ヤコビ場とその応用 10.9 定曲率多様体 |
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第11章 トポロジーと幾何構造 |
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11.1 曲面の幾何構造 11.2 幾何構造のモデル 11.3 サーストンの幾何化予想 |
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第12章 宇宙空間の幾何学に向けて |
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12.1 アインシュタインの重力場方程式 12.2 シュバルツシルト計量 12.3 ブラックホールの幾何学 12.4 フリードマンモデル 12.5 重力レンズと特異点理論 |
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付録:基礎事項のまとめ |
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A.1 双線型形式,テンソル積など A.2 位相空間と距離空間 A.3 群の定義と基本的な概念 |