タイトルコード |
1000100953475 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世・近代の森林と地域社会 |
書名ヨミ |
キンセイ キンダイ ノ シンリン ト チイキ シャカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
萱場 真仁/著
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著者名ヨミ |
カヤバ マサヒト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2022.1 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-04346-5 |
ISBN |
4-642-04346-5 |
数量 |
7,288,5p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
652.121
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件名 |
林業-青森県
弘前藩
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注記 |
文献:p280〜288 |
内容紹介 |
弘前藩を事例に、近世における領主の森林政策と領民の利用動向の両面から地域と森林の実態に迫る。今後の森林管理や活用に示唆を与える書。徳川林政史研究所『研究紀要』等掲載に加筆・修正し、新稿を加える。 |
著者紹介 |
1987年宮城県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了。公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所研究員。 |
目次タイトル |
序章 研究動向の整理と本書の目的 |
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一 現代社会と森林 二 近世・近代の森林をめぐる研究史の整理 三 林政史研究の可能性 四 弘前藩領の森林に関する研究史の整理と課題 五 本書の目的・構成 |
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第一部 弘前藩林政の展開と模索 |
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第一章 近世前中期における弘前藩林政の展開 |
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はじめに 一 藩政初期の弘前藩林政の展開 二 宝暦〜明和期における弘前藩林政の転換 三 安永期の弘前藩林政の展開 おわりに |
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第二章 寛政改革期の弘前藩林政の山方・郡方の対立 |
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はじめに 一 天明飢饉の発生と津軽信明の登場 二 寛政期における弘前藩の林政改革 三 弘前藩の森林をめぐる山方と郡方 おわりに |
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第三章 文化・文政期における弘前藩林政の錯綜 |
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はじめに 一 寛政〜享和期における山方と郡・勘定方 二 山方役人たちによる意見書の提出 三 文化・文政期における林政機構の改編 おわりに |
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第二部 弘前藩の森林をめぐる藩・領民 |
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第一章 弘前藩における「御救山」再考 |
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はじめに 一 弘前藩の「御救山」 二 天保飢饉時における「御救山」と藩の山方 三 「御救山」をめぐる領民たちの動向 おわりに |
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第二章 ヒバをめぐる幕末弘前藩の山方と弘前城下の檜物師・曲師たち |
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はじめに 一 森林資源の枯渇と藩の対応 二 安政二年における藩の山方と檜物師・曲師たちの動向 三 文久〜慶応期における城下町弘前の動向 おわりに |
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第三部 森林をめぐる近世・近代移行期の津軽 |
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第一章 文化期の百姓一揆・騒動と義民“原田村伝兵衛” |
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はじめに 一 大鰐組乳井村・薬師堂村山論に伴う強訴 二 文化八年八月一八日「居土山柴草刈取事件」 三 義民“原田村伝兵衛” おわりに |
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第二章 弘前藩領における水源涵養林「田山」の利用と実態 |
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はじめに 一 弘前藩領における「田山」の様相 二 天保六年一〇月尾崎組広船村領「田山」からの御用材伐り出し 三 国有林下戻申請にみる「田山」の実態 おわりに |
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第三章 津軽地方の「屛風山」と野呂武左衛門 |
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はじめに 一 「屛風山」の植林と野呂家 二 「屛風山」の荒廃・復興と野呂武左衛門 三 明治時代の「屛風山」と野呂武左衛門 おわりに |
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終章 本書のまとめ・成果 |