| タイトルコード |
1000100955034 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
客家と毛沢東革命 |
| 書名ヨミ |
ハッカ ト モウ タクトウ カクメイ |
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井岡山闘争に見る「民族」問題の政治学 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
藤野 彰/著
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| 著者名ヨミ |
フジノ アキラ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
日本評論社
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| 出版年月 |
2022.1 |
| 本体価格 |
¥6000 |
| ISBN |
978-4-535-52591-7 |
| ISBN |
4-535-52591-7 |
| 数量 |
14,518p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
222.074
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| 件名 |
中国-歴史-近代
中国共産党
客家
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| 注記 |
文献:p488〜508 |
| 内容紹介 |
江西・湖南省境の井岡山から始まった毛沢東の農村革命。根拠地の主要な族群(エスニック・グループ)であった客家(ハッカ)と革命の関係性を切り口に、中国共産党に特有の思考径路と政治的論理を明らかにする。 |
| 著者紹介 |
1955年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。中国問題ジャーナリスト。北海道大学名誉教授。専門は現代中国論。著書に「嘆きの中国報道」「現代中国の苦悩」など。 |
| 目次タイトル |
序章 「客家と革命」をめぐる検討課題 |
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一 中国革命の中の客家 二 「官方歴史学」と客家 三 客家にまつわる疑問点 四 客家の鬱屈と自己主張 五 本書の視点と先行研究の問題点 六 史資料と研究方法 |
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第一章 毛沢東と客家の邂逅-井岡山の「山大王」との同盟 |
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一 毛沢東式農村革命の起点 二 根拠地の「特殊」部隊 三 革命闘争とアウトロー |
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第二章 パンドラの箱-土籍と客籍の永年抗争 |
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一 井岡山のエスニック矛盾 二 「土籍の党」対「客籍の銃」 三 革命陣営から見た客家の特性 |
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第三章 「土匪首領を殲滅せよ」-モスクワからの指令と井岡山の動揺 |
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一 六全大会決議と袁王問題 二 袁王政策をめぐる内部対立 三 袁文才逃亡事件の波紋 |
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第四章 仕組まれた赤色テロ-土客籍矛盾の暴発 |
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一 機関決定された袁王殺害方針 二 事件前夜の毛沢東 三 袁王殺害と客籍民衆の離反 四 『彭徳懐自述』の虚実 |
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第五章 毛沢東の「不都合な事実」-袁王への対応の変化 |
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一 袁王事件の原因と責任 二 毛沢東の対応をめぐる矛盾点 三 「異分子」排除-分水嶺の一九二九年 |
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終章 中国共産党政治とエスニック問題 |
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一 トラウマの根拠地-革命史における袁王事件 二 革命イデオロギーと客家 三 毛沢東の「客家」社会調査 四 「語られる客家」と「語られない客家」 |