| タイトルコード |
1000100966706 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
馬琴研究 |
| 書名ヨミ |
バキン ケンキュウ |
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読本の生成と周縁 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
三宅 宏幸／著
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| 著者名ヨミ |
ミヤケ ヒロユキ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
汲古書院
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| 出版年月 |
2022.2 |
| 本体価格 |
￥１２０００ |
| ISBN |
978-4-7629-3670-8 |
| ISBN |
4-7629-3670-8 |
| 数量 |
6,490,35p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
913.56
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| 個人件名 |
滝沢 馬琴 |
| 注記 |
文献:p485〜486 |
| 内容紹介 |
近世後期に絶大な人気を博し、明治の文学へも大きな影響を与えた曲亭馬琴。読本を中心に、主に典拠論の立場から比較、検証、分析を行うことでその生成過程を解明し、馬琴著作の方法について一つの見地を提示する。 |
| 著者紹介 |
1984年大阪府生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(国文学)。愛知県立大学日本文化学部准教授。 |
| 目次タイトル |
序章 |
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一、本書の目的と先行論 二、『月氷奇縁』典拠小考-『文海披沙』『江戸砂子』 三、本書の構成 |
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第一部 馬琴読本の典拠 |
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第一章 『椿説弓張月』典拠小考 |
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一、問題の所在 二、『弓張月』と『保元平治闘図会』 三、『弓張月』と『前太平記』 四、『弓張月』と『通俗武王軍談』 五、『弓張月』の典拠利用 |
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第二章 『近世説美少年録』『新局玉石童子訓』と『肉蒲団』 |
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一、問題の所在 二、<美少年>の造型と『肉蒲団』 三、『美少年録』の趣向と『肉蒲団』 四、『美少年録』と『肉蒲団』の因果応報 五、『美少年録』『玉石童子訓』の構成と肉蒲団 六、『美少年録』『玉石童子訓』の方法 |
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第三章 『殺生石後日怪談』の生成 |
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一、問題の所在 二、『封神演義』『通俗武王軍談』の構想と『殺生石後日』 三、『殺生石後日』の構想と趣向の挿入 四、『殺生石後日』における馬琴の方法 |
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第四章 『開巻驚奇俠客伝』と『封神演義』『通俗武王軍談』 |
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一、問題の所在 二、野上著演と姫昌 三、貞方主従と殷郊・殷洪 四、館信夫と賈氏 五、達小六と黄天化 六、楠姑摩姫と姫昌 七、『俠客伝』における「真面目」と殷周小説 |
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第二部 馬琴読本の図像と形象 |
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第一章 『椿説弓張月』と聖徳太子伝承 |
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一、問題の所在 二、守屋討伐伝承の展開 三、『弓張月』と守屋討伐伝承の構想 四、『弓張月』と守屋討伐伝承の諸要素 五、「大蛇」と守屋討伐伝承 六、『弓張月』と聖徳太子伝承の趣向 七、『弓張月』の舜天丸と聖徳太子 |
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第二章 犬江親兵衛の初陣 |
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一、問題の所在 二、先行論の課題と聖徳太子の夷合戦伝承 三、『八犬伝』と夷合戦伝承 四、夷合戦伝承と「仁」 五、『八犬伝』の図像と形象 |
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第三章 『占夢南柯後記』における挿絵・口絵の趣向 |
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一、問題の所在 二、『南柯後記』と<草履> 三、『南柯後記』と<七福神> 四、馬琴読本における挿絵・口絵 |
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第四章 一英斎芳艶「文治三年奥州高館合戦自衣川白竜昇天」図論 |
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一、歌川芳艶について 二、「白竜昇天」図の先行論 三、「八犬伝」絵の構図 四、「八犬伝」の流行 五、「白竜昇天」図試論 |
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第三部 馬琴の考証・批評と読本 |
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第一章 馬琴読本と考証 |
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一、問題の所在 二、義秀と<ヒルコ><スサノオ>神話 三、馬琴の<ヒルコ><スサノオ><夷三郎>考証 四、義秀の<大蛇><山賊>退治 五、義秀の<老翁>との邂逅 六、義秀の<鰐>捕獲譚 七、義秀と<水>の背景 八、義秀の<流離>と『巡島記』の構想 |
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第二章 馬琴の白話小説批評『半閑窓談』から読本『開巻驚奇俠客伝』へ |
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一、問題の所在 二、『俠客伝』の設定と『半閑窓談』 三、『俠客伝』の趣向と『半閑窓談』 四、『俠客伝』続編の構想と『半閑窓談』 |
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第三章 「三国志演義」の評注・考証と馬琴読本 |
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一、問題の所在 二、『俠客伝』と「三国志演義」の<蛍> 三、『俠客伝』と「三国志演義」の<三顧の礼> 四、『俠客伝』と「三国志演義」の<左慈> 五、『八犬伝』と「三国志演義」<黄巾の乱> 六、重層的な「三国志演義」利用 |
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第四部 馬琴の交流とその周辺 |
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第一章 『自撰自集雑稿』諸本小考 |
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一、『自撰自集雑稿』の概要 二、『自撰自集雑稿』の諸本 三、『自撰自集雑稿』諸本の先行論 四、「馬琴自筆本」への疑問 五、馬琴、『自撰自集雑稿』と岳亭定岡 六、馬琴と大阪屋茂吉・為永春水 七、『自撰自集雑稿』の位置づけ |
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第二章 『自撰自集雑稿』及び詠草・短冊・画賛 |
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一、問題の所在 二、馬琴画賛の一特徴 三、馬琴の詩歌と旅と交遊 四、馬琴短冊と得意作 五、『自撰自集雑稿』と詠草資料の連関 |
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第三章 曲亭馬琴と木村黙老の関係 |
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一、問題の所在 二、黙老の蔵書目録「讃藩黙老木村氏蔵書目録」 三、馬琴と黙老の書籍貸借 四、黙老の考証随筆『竜集説考』と『八犬伝』 五、馬琴と黙老の関係 附録 <翻刻>宮内庁書陵部図書寮文庫蔵「讃藩黙老木村氏蔵書目録」 |
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第四章 木村黙老の蔵書目録攷 |
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一、問題の所在 二、『高松家老臣木村亘所蔵書籍目録残欠』の検証 三、黙老著作の知識源と典拠研究 四、黙老旧蔵書の探索ツール 五、黙老の文化圏と交流 六、『残欠』の位置づけ 附録一 <翻刻>多和文庫蔵『高松家老臣木村亘所蔵書籍目録残欠』 附録二 <翻刻>鎌田共済会郷土博物館蔵木村黙老宛書翰三通 |
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終章 |
