タイトルコード |
1000101002668 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦前日本製糖業の史的研究 |
書名ヨミ |
センゼン ニホン セイトウギョウ ノ シテキ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
久保 文克/著
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著者名ヨミ |
クボ フミカツ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
文眞堂
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出版年月 |
2022.7 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-8309-5134-3 |
ISBN |
4-8309-5134-3 |
数量 |
10,393p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
588.1
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件名 |
製糖業-歴史
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注記 |
文献:p371〜381 |
内容紹介 |
台湾農民の視点から製糖会社との関係を考察し、米糖相剋へと柔軟に対応した農民の実像に迫る。そして台湾、北海道、沖縄という3地域の製糖業が結びついていた相互関係を紐解き、戦前日本製糖業の全体像を明らかにする。 |
著者紹介 |
中央大学商学部教授。著書に「近代製糖業の経営史的研究」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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Ⅰ 問題意識 Ⅱ 分析視角 Ⅲ リサーチクエスチョンと本書の構成 |
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第Ⅰ部 近代製糖業における製糖会社と台湾農民の関係 |
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第1章 米糖相剋をめぐる製糖会社と台湾農民の関係 |
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はじめに Ⅰ 近代製糖業にとっての米糖相剋 Ⅱ 米糖相剋への製糖会社の対応 Ⅲ 米糖相剋への台湾農民の対応 むすび |
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第2章 原料採取区域から見る台湾農民との関係 |
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はじめに Ⅰ 近代製糖業界の再編と甘藷栽培奨励規程の変遷 Ⅱ 1930年代における甘藷作農の収支状況 Ⅲ 資金調達先としての製糖会社 むすび |
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第3章 「中瀬文書」に見る甘藷買収価格をめぐる台湾農民との関係 |
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はじめに Ⅰ 製糖会社にとっての台湾農民 Ⅱ 甘藷作農にとっての製糖会社 Ⅲ 甘藷買収価格をめぐる諸課題 Ⅳ 甘藷買収価格をめぐる製糖会社と台湾農民の関係 むすび |
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第4章 甘藷栽培奨励規程に見る製糖会社と台湾農民の関係 |
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はじめに Ⅰ 1920年代における製糖会社と台湾農民の関係 Ⅱ 甘藷栽培奨励規程の内容と変化 Ⅲ 1930年代における甘藷栽培奨励規程の変遷 むすび |
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第Ⅱ部 戦前内地製糖業の胎動と展開 |
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第5章 黒糖から見る沖縄糖業の黎明期 |
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はじめに Ⅰ 戦前沖縄糖業の概観 Ⅱ 八重山糖業の黎明期と黒糖 むすび |
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第6章 北海道甜菜糖業の黎明期から展開期へ |
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はじめに Ⅰ 北海道甜菜糖業の黎明期 Ⅱ 北海道甜菜糖業から台湾甘藷糖業へ Ⅲ 北海道甜菜糖業の展開期 Ⅳ 北海道製糖から見る展開期 むすび |
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補論 糖価低迷期の大日本製糖 |
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はじめに Ⅰ 精製糖用原料糖の調達と輸出市場 Ⅱ 国際市場価格に翻弄された近代製糖業 Ⅲ 東洋製糖合併の明暗 Ⅳ 糖業連合会における明治製糖との対立激化 むすび |
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終章 |
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Ⅰ 各章の総括 Ⅱ 台湾農民から見る近代製糖業 Ⅲ 台湾,沖縄,北海道を結ぶ赤い糸 |