| タイトルコード |
1000101049550 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
森鷗外論攷 完 |
| 巻次(漢字) |
完 |
| 書名ヨミ |
モリ オウガイ ロンコウ |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
山崎 一穎／著
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| 著者名ヨミ |
ヤマザキ カズヒデ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
翰林書房
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| 出版年月 |
2022.12 |
| 本体価格 |
￥１００００ |
| ISBN |
978-4-87737-472-3 |
| ISBN |
4-87737-472-3 |
| 数量 |
1133p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
910.268
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| 個人件名 |
森 鷗外 |
| 注記 |
布装 |
| 内容紹介 |
森鷗外の研究書。「明治文学史に於ける「めさまし草」の位相」「鷗外と子規・虚子との交流」「鷗外の元号、諡号に関する見解」等の論攷を収録。森鷗外の書簡、原稿・草稿なども掲載する。 |
| 著者紹介 |
長野県中野市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。森鷗外記念館(津和野)館長。跡見学園女子大学名誉教授。著書に「森鷗外明治人の生き方」「鷗外十話」など。 |
| 目次タイトル |
鷗外にとって表現することの意味 |
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第一部 総論 |
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一 明治文学史に於ける「めさまし草」の位相 |
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1 文学改良、政治小説、明治二十年代・三十年代の小説と文芸雑誌 2 俳句、短歌、詩、演劇界の革新の実相 3 明治二十年代後半から三十年代初頭までの文学界 4 「めさまし草」前後の文界 5 「めさまし草」の世界 6 「めさまし草」への同時代評 7 「めさまし草」後の文界展望 |
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二 鷗外はアイヌの少女・知里幸恵に会ったか |
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序 問題の発端 1 鷗外日記の空白を追う 2 知里幸恵の足跡を追う |
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三 「偽」と「事実」を論じ、『能久親王事蹟』に及ぶ |
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1 偽書「東日流外三郡誌」 2 八甲田山雪中行軍の事実と真実 3 大岡昇平『堺港攘夷始末』の歴史叙述 4 『能久親王事蹟』の歴史叙述 |
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四 『能久親王事蹟』論追補 |
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1 仏僧・輪王寺宮公現親王、みちのく逃避行 2 還俗、軍人北白川宮能久親王戦場行軍 3 能久親王・跡見花蹊と日光観瀑の旅 |
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五 鷗外と自然主義 |
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1 文壇の雰囲気 2 ゾラ、フォルケルトの自然主義論 3 自然主義陣営から見た鷗外評価 4 鷗外の自然主義文学批判 |
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六 旅する鷗外 |
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1 上京の旅明治5年6月26日〜7月下旬 2 北游の旅明治15年2月13日〜3月29日 3 再び北游の旅明治15年9月27日〜11月17日 4 留学の旅明治17年8月23日〜21年9月8日 5 沈思黙考の旅明治23年8月17日〜8月27日 6 中国大陸への行軍、そして台湾へ・日清戦争明治27年8月29日〜28年10月4日 7 僻陬の地・小倉へ明治32年6月16日〜35年3月28日 8 南山・遼陽・旅順への行軍・日露戦争明治37年2月20日〜39年1月12日 9 陸軍衛戍病院等の軍隊の衛生状況視察明治40年12月29日〜41年1月11日 10 陸軍衛戍病院等の軍隊の衛生状況視察明治42年12月27日〜43年1月16日 11 再び北遊の旅陸軍衛戍病院等の軍隊の衛生状況視察大正3年5月4日〜5月19日 12 大正天皇即位式参列大正4年11月8日〜11月18日 13 正倉院曝涼大正7年11月3日〜11年5月8日 |
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附1 航西への旅 |
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附2 医学士森林太郎校閲信濃国・山田温泉案内書(新資料) |
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1 奥信濃、山田温泉への旅 2 取材メモ*資料 医学士森林太郎閲山田温泉 3 山田温泉滞在記 |
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第二部 ゆかりの人々 |
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一 観潮楼、遺愛の品々 |
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1 硯 2 脇机 3 留学の記念品 4 印章 5 扁額 6 絵画 7 書幅 8 御下賜品 |
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二 樋口一葉と伊勢屋 |
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1 居住環境 2 経済状況 3 質商・伊勢屋 4 菊坂跡見塾誕生の経緯 5 同時代評から |
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三 鷗外と子規・虚子との交流 |
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1 正岡子規慶応三年(一八六七)〜明治三五年(一九〇二) 2 高浜虚子明治七年(一八七四)〜昭和三四年(一九五九) |
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四 津和野の人・安野光雅 |
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1 鷗外の故郷・津和野 2 安野光雅にとっての故郷・津和野 3 安野光雅にとっての森鷗外 |
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五 滞独時代の鷗外宛書簡 |
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1 鷗外の留学に関して 2 石黒忠悳 3 石坂惟寛 4 清水格亮 4 米原綱善 |
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第三部 元号、諡号、即位式、大嘗祭 |
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一 元号考 |
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1 元号選定の歴史過程その一 2 元号選定の歴史過程その二 |
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二 鷗外の元号、諡号に関する見解 |
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1 個人の礼から国家の礼へ 2 元号に関する見解 3 元号に関する鷗外書簡の検証 4 鷗外は何故に元号にこだわるのか 5 諡号に関する見解 |
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三 践祚・即位式・大嘗祭 |
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1 明治 2 大正の盛儀と鷗外 3 昭和 4 平成 5 令和 6 提言 |
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附1 「歌会始」陪聴の記 |
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附2 再び陪聴の席へ |
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第四部 資料編 |
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Ⅰ 書簡 |
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一 山田珠樹、同茉莉宛森鷗外書簡集 二 <山田家所蔵資料>鷗外自筆書簡(含未発表)並びに鷗外宛書簡 三 全集未収録鷗外自筆書簡四通 四 赤松則良夫人(貞)宛森ミ子書簡(再掲) 五 鷗外宛賀古鶴所書簡残闕 六 妻志げ宛鷗外未発表書簡(森哲太郎氏所蔵) |
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Ⅱ 序文 |
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一 笠原光興『新纂診断学』序 二 寺崎広業『広業画譜』叙 |
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Ⅲ 原稿・草稿 |
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一 鷗外自筆原稿「和気清麻呂と足立山と」「再び和気ノ清麻呂と足立山との事に就きて」 二 副島八十六の『義太夫新論』の題詞 三 書簡・丙辰乞骸骨同班諸君醵千金購書爲贈賦謝 四 三木竹二夫人・久子(真如女史)未発表草稿二編 |
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Ⅳ 研究ノート |
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一 藩校・養老館入学時の鷗外筆写本『童蒙入学門』について 二 福羽美靜の読みについて 三 『舞姫』研究史序説 四 六草いちか『鷗外の恋舞姫エリスの真実』(河出文庫)の「解説」 五 復刻版「森鷗外自筆舞姫草稾」解説 六 鷗外晩年の文業 七 『伊澤蘭軒』研究史素描 八 鷗外の病歴と死因 九 鷗外の病状に関する書簡の注記 十 軸装の漢詩と関防印(新出) 十一 齋藤清編『最新通俗衛生大鑑』題詞(篆書体) 十二 鷗外にとっての『うた日記』附日露戦争「百人一首」(資料) 十三 橘井堂医院の「橘井」の由来 十四 勅選貴族院議員候補者・鷗外の去就 十五 江戸(東京)に於ける津和野藩邸の変遷附津和野藩初代藩主・亀井政矩の墓所 十六 観潮楼の地籍 十七 山陽鉄道の全通 十八 鷗外ベルリンにて大山陸軍卿一行と出会う 十九 明治二十一年九月上旬の「東京日日新聞」掲載の「外国郵舩横浜発着期日」について 二十 資料十点 二十一 「伊澤蘭軒」伝等森鷗外直筆広告文(春陽堂書店所蔵)の解説 二十二 一身にして二生を生きた森鷗外 二十三 鷗外に於ける学問の自由の行方 |
