| タイトルコード |
1000101070667 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
川端康成 |
| 書名ヨミ |
カワバタ ヤスナリ |
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文学の構造と<美>の生成 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
山中 正樹/著
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| 著者名ヨミ |
ヤマナカ マサキ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
鼎書房
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| 出版年月 |
2023.3 |
| 本体価格 |
¥5500 |
| ISBN |
978-4-907282-91-2 |
| ISBN |
4-907282-91-2 |
| 数量 |
413,9p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
910.268
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| 個人件名 |
川端 康成 |
| 注記 |
文献:p393〜405 |
| 内容紹介 |
川端文学の構造とそこから生み出される<美>の様態を、<孤児>体験、戦争(敗戦)が川端にもたらした影響と<時空間>の構造、古典文学とのかかわり、川端の<言語観>といった多角的な側面から考察する。 |
| 著者紹介 |
愛知県名古屋市生まれ。創価大学文学部教授。博士(文学)。 |
| 目次タイトル |
序論 川端康成の文学 |
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一 川端康成の五十年 二 敗戦と川端康成 三 川端康成と古典文学 四 「葬式の名人」/「弔辞の名人」 |
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第一部 川端文学における時空間の位相 |
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第一章 川端文学の構造 |
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一 戦前の作品世界における<空間> 二 戦後の作品世界における<空間> 三 二つの<時間> 四 川端文学における<時間> |
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第二章 「伊豆の踊子」における<時間>と<語り> |
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一 「伊豆の踊子」の評価 二 <私>の時間意識 三 「伊豆の踊子」の時間構造 四 「孤児根性」からの脱却 五 「<私>の救済の物語」の実像 |
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第三章 「反橋」連作論 |
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一 <魔界>論の終焉 二 <魔界>の源流 三 「反橋」連作における<時間> 四 「汚辱と悪逆と傷枯の生涯」 五 <救済>の断念 |
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第四章 「千羽鶴」論 |
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一 「千羽鶴」への誤解 二 「千羽鶴」が描き出すもの 三 「二人の女」の内的時間 四 「美」と「醜」との相克 |
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第五章 「たまゆら」論 |
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一 「たまゆら」の論点 二 <語り手>の意図/語る<私>の意識 三 治子の<「たまゆら」>/幻の<「たまゆら」> 四 「たまゆら」の<語り>と<私>の意識 五 「たまゆら」における時間意識と<過去> |
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第六章 「水月」論 |
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一 川端文学における<鏡> 二 <鏡>の中の世界 三 「鏡像段階」による「水月」理解 四 「京子」の妊娠 五 「水月」における<呪縛>と<解放> |
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第七章 「みづうみ」論(一) |
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一 <追跡者>銀平 二 銀平の「みにくい足」 三 銀平の美女追跡 四 銀平の変容 |
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第八章 「みづうみ」論(二) |
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一 「みづうみ」の主題 二 銀平の「かなしみ」 三 銀平の救済 |
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第九章 「眠れる美女」における<密室>の機能 |
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一 従来の評価 二 「「眠れる美女」の家」の仕掛け 三 江口の人生 四 「眠れる美女」における時空間 五 江口の救済 六 <密室>の機能 |
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第二部 川端文学の基層 |
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第一章 「十五年戦争」と作家「川端康成」 |
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一 戦争に対する川端の姿勢 二 作家「川端康成」と「十五年戦争」 三 戦時下の「川端康成」 四 「川端康成」の<反戦> 五 戦争への<加担> 六 川端康成の<転向> |
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第二章 「再会」論 |
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一 川端文学における「再会」の重要性 二 「再会」における「過去」削除の意味 三 祐三が<再会>したもの 四 「再会」が<再会>したもの |
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第三章 川端康成と古典文学の関係について(一) |
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一 川端康成と古典文学との関係 二 川端康成の古典への親炙 三 戦争によって知ったこと 四 川端康成の<古典回帰宣言>をめぐって 五 川端作品と「源氏物語」 |
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第四章 川端康成と古典文学の関係について(二) |
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一 川端康成の古典文学受容 二 「たまゆら」にあらわれた古典文学の意味 三 短編「たまゆら」にみる古典受容とその表出 四 長編「たまゆら」にみる古典受容とその表出 |
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第五章 「片腕」論 |
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一 川端文学における「片腕」の意義 二 <私>の孤独 三 <片腕>という心象 四 <処女の純潔>による救済 五 「片腕」における<処女懐胎>のモチーフ 六 片腕との交合 七 「魔の発作の殺人」 |
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第三部 川端康成の言語観 |
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第一章 「文藝時代」の川端康成 |
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一 「文藝時代」の歴史的評価 二 「宗教時代より文芸時代へ」 三 「新感覚派」の文芸世界/創作手法 |
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第二章 <表現主義的認識論> |
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一 <新感覚派>文芸理論への評価 二 <表現主義的認識論>/川端康成の<新感覚派>文芸理論 三 「文藝時代」の終焉/<新感覚派>文学運動の消長 |
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第三章 言語の到達(表現)不可能性について |
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一 川端康成の<リアリズム>批判 二 芥川龍之介における言語の到達(表現)不可能性 三 川端康成における言語の到達(表現)不可能性 四 三島由紀夫と川端康成 |
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第四章 川端康成の文章の特徴 |
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第五章 初期川端文学における象徴表現について |
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第六章 川端康成と<心霊学> |
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一 作品について 二 「白い満月」研究史から 三 「白い満月」における<月>の表象 四 作品末尾の意味 |
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結論 |