タイトルコード |
1000101071914 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
金融政策 |
書名ヨミ |
キンユウ セイサク |
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理論と実践 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
白塚 重典/著
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著者名ヨミ |
シラツカ シゲノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
慶應義塾大学出版会
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出版年月 |
2023.5 |
本体価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-7664-2893-3 |
ISBN |
4-7664-2893-3 |
数量 |
18,295p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
338.3
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件名 |
金融政策
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注記 |
文献:p283〜287 |
内容紹介 |
「通貨の信認の重要性」「制度的要素の重視」「新しい理論的手法の提示」「非伝統的金融政策の扱い」の四本を柱に、金融政策をめぐる制度と理論を事例とともに解説する。練習問題も収録。大学の講義ノートを基に書籍化。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学経済学部教授。同大学博士(経済学)。著書に「物価の経済分析」など。 |
目次タイトル |
第1章 金融政策:概観 |
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1 金融政策とは何か 2 金融政策分析の枠組み 3 金融政策分析の視点 4 金融政策分析の留意事項 |
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第2章 金融の役割 |
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1 「金融」とは 2 金融システム 3 金融をめぐる理論的基礎 |
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第3章 貨幣と中央銀行 |
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1 お金と中央銀行 2 貨幣の機能 3 貨幣経済 4 銀行券の発行 5 金融システムと通貨供給 6 中央銀行と通貨の信認 補論1 マクロ経済学の教科書の中での通貨発行益 補論2 為替レート制度の選択 |
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第4章 金融政策の目標 |
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1 インフレとデフレ 2 物価変動のコスト 3 インフレのコスト 4 デフレのコスト 5 物価安定の基本的な考え方 |
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第5章 金融政策を運営する制度的枠組み |
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1 金融政策の失敗からの教訓 2 中央銀行の独立性 3 委員会制度 4 中央銀行のコミュニケーション 5 日本銀行の金融政策決定会合の運営 補論 中央銀行の最適契約理論 |
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第6章 金融政策と金利の期間構造 |
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1 金融政策と金利の期間構造 2 債券価格と金利 3 金利の期待仮説とイールドカーブ 4 イールドカーブの変動メカニズム 補論1 イールドカーブに関するネルソン=シーゲルモデル 補論2 為替レートの決定理論 補論3 株価の決定理論 |
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第7章 政策ルールとインフレ目標政策 |
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1 政策金利の指針 2 ルールと裁量 3 テイラールールの基本形 4 テイラー原理 5 テイラールールの実践的な解釈 6 柔軟なインフレ目標政策 |
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第8章 金融市場調節 |
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1 金融市場調節とは 2 コール市場と金融市場調節 3 資金過不足の要因 4 金融市場調節 5 政策金利の安定化メカニズム 補論 外国為替市場介入と金融市場調節 |
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第9章 金融政策分析の基本モデル |
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1 総需要と潜在産出量 2 IS曲線 3 金融政策(MP)曲線 4 IS-MP分析 5 インフレ予想修正付きフィリップス曲線 6 テイラー原理の解釈 7 基本モデルの使い方 |
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第10章 総需要=総供給分析への拡張 |
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1 総需要曲線と総供給曲線 2 総需要=総供給分析 3 総需要=総供給ショックと政策対応 4 インフレ予想制御の重要性 |
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第11章 非伝統的金融政策 |
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1 非伝統的金融政策:概観 2 非伝統的金融政策の類型化 3 非伝統的金融政策の手段(1)金利政策の拡張 4 非伝統的金融政策の手段(2)量的緩和政策 5 非伝統的金融政策の効果:総需要=総供給分析の拡張 |
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第12章 マクロプルーデンス政策 |
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1 金融危機とシステミックリスク 2 マクロプルーデンス政策 3 中央銀行の政策運営への含意 |
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第13章 金融政策の将来展望 |
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1 二つの境界線の消滅 2 低体温症経済 3 政府債務の拡張と金融政策 4 当面の政策運営の枠組みを考えるうえでの課題 5 中央銀行の新たな課題 |