タイトルコード |
1000101116528 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「敗け方」の問題 |
書名ヨミ |
マケカタ ノ モンダイ |
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戦後文学・戦後思想の原風景 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
五味渕 典嗣/著
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著者名ヨミ |
ゴミブチ ノリツグ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有志舎
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出版年月 |
2023.11 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-908672-69-9 |
ISBN |
4-908672-69-9 |
数量 |
296,7p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
910.263
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件名 |
日本文学-歴史-昭和時代
日中戦争(1937〜1945)
太平洋戦争(1941〜1945)
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内容紹介 |
なぜ日本国民は敗戦によっても変わらなかったのか。文学者や思想家のテクストを手がかりに、帝国の記憶を選択的に忘却しつつ、今も旧宗主国民としての自意識をあからさまに保持し続けている現代日本の原点を見つめ直す。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。著書に「言葉を食べる」など。 |
目次タイトル |
序 戦後日本の「建国神話」 |
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第1章 終末のスペクタクル-アジア太平洋戦争末期における「国民」の再編 |
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1 問題の所在 2 敗北と滅亡 3 特攻と死の行進 4 戦時末期のメディア空間 5 「流言蜚語」の想像力 6 小括 |
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第2章 「文学」という業-決戦体制下の文学表現 |
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1 空虚な祝祭 2 空襲下の文学出版 3 「文学」という業 4 彼らは何を守ったのか |
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第3章 敗北の想像力-保田與重郎『南山踏雲録』を読む |
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1 はじめに 2 物語としての註釈 3 疑懼する人間 4 一九四三年の転回 |
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補論 独語としての対話-蓮田善明『有心』を読む保田與重郎 |
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1 批評と待つこと 2 『絶対平和論』とは何が「絶対」なのか 3 根源と起源 |
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第4章 石川達三の東京裁判-『生きてゐる兵隊』戦後版の受容をめぐって |
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1 「南京事件」の記憶と石川達三 2 『生きてゐる兵隊』戦後版のコンテクスト 3 国際検察局資料をどう読むか 4 『生きてゐる兵隊』と戦後責任 |
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第5章 横溝正史と戦後啓蒙-「獄門島」、あるいは防衛機制としての物語 |
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1 「島」の文学誌 2 戦争と移動 3 「島も革命ならば日本も革命」 4 防衛機制としての物語 5 転位される敗北 |
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第6章 坂口安吾の戦後天皇制論-「安吾の新日本地理」を手がかりに |
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1 はじめに 2 安吾古代史論のテクスト戦略 3 占領末期の天皇(制)論議 4 坂口安吾と「八・一五革命」 5 坂口安吾と丸山真男 6 「堕落論」から「続堕落論」へ 7 戦後の「ゼロ地点」 |